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意識の下の映像 [テレビ全般]

 今日は午後から月例の京都の医者行き。さすがに電車は比較的すいていた。とはいえ4~5月ごろの「非常事態宣言」の時と比べるとけっこうな人出。たぶん「GO TO ナントカ」という和製英語の政策のせいなんでしょう。カートを転がしている人もいてたものね。
 私はほんまは家から外には出とうはなかったけれど、薬を処方してもらわんとあかんので、否も応もないのです。売薬出は代わりにならん薬なのでね。
 で、診療後薬を受け取り、すぐに帰阪。帰りに駅前の家族経営の本屋さんで妻の「フラワーズ」を買い、さっさと帰る。帰宅後、午睡。先週の疲れは午睡くらいでは取られへん。防災訓練の翌日が妖精さんにふりまわされて、ですからね。でもゆっくり寝てかなり楽になった。
 夜は録画をためていた番組をちょこちょこと見る。
 一昨日、妻と久しぶりに「刑事コロンボ」を見たので、その感想を書いておく。今回見たのは「意識の下の映像」。サブリミナル効果を悪用して被害者をおびき出し、射殺という手口。この当時、最新の学説をいち早く取り入れていることには驚く。もっとも、その後の研究でこのドラマみたいに鮮やかにサブリミナル効果が使えるわけではないことが明らかになったわけやけれどね。
 犯人役は「指輪の爪あと」「アリバイのダイヤル」に続いて3度目の犯人役のロバート・カルプ。プライドは高いけれど犯行は穴だらけという絶品の演技で人気のある犯人役の方なのです。もっとも「ミセス・コロンボ」なるドラマの第一話ではあっさりと殺される被害者役でゲスト出演してましたけどね。最後の場面でコロンボの逆トリックにはめられてつかまるんやけれど、その時にプライドが満たされたかのように嬉しげにしている笑顔が印象的。嫌な奴なんゆけれど、どこか憎めんというところがコロンボファンからも人気が高い犯人役ということでしょう。いかにもコロンボらしい展開で、安定感はあるけれど、傑作かといわれると、どうかなあ。私はけっこう好きな話なんやけれど、とにかくボロをぽろぽろ出しているからコロンボにしたらあまり張りあいのない相手やったかも。それに、3度目ともなると「またこいつか」と一発で犯人とわかったことでしょう。いやいや同一人物やないんやから。私はこのドラマで「サブリミナル効果」のことを知った。多くの人がそうなんやないかなあ。

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