日本SF大賞贈賞式2007私的レポートその2 [SF]
読書感想文「楊家将(下)」(北方謙三)を新規更新しました。
金曜から東京に行ったり帰りに京都の実家に寄ったりしていたせいで2日分の番組録画がHDDレコーダのフォルダにたまっている。というわけで、今日は1日ビデオ漬けで目がぐずぐず。夕方たまらず午睡した。疲れがたまっているのを取り除くか、録画がたまっているのを取り除くかという選択ですな。疲れは取りたし時間は惜しし。
SF大賞贈賞式レポートの続きです。というてもたいして書くことはないんやけれど。
東京について、定宿にしているビジネスホテルにチェックイン。フロントで自分の名前を言う。係員は書類をごそごそ探して私の予約をみつけると、「喜多様、お待ちしておりました」やて。書類を探さんとわからなんだんやんか。何が「お待ちしてました」ですか。言葉と心が一致してへんぞ。当日キャンセルは全額支払やから、私がチェックインしてもせんでも料金は支払われるもんな、といやみのひとつも言いたくなる。
かんたんに荷物の整理をして、10分ほど滞在しただけですぐに外出となる。時間が押していたのでタクシーで会場へ行く。タクシーの運転手さんとは花粉症の話をしたけれど、自分がいかに花粉症と縁がないかということをえんえん聞かされた。「私なんか、子どもの頃は頭から花粉を浴びても平気だったんですけどねえ」とはどこの森に住んでたんや、この人。よう聞いたら富山出身やそうで、山の中で生まれ育った方なんでしょう。私はスモッグを頭から浴びて育った都会っ子ですから、いろんなアレルギーがあるのよ。
会場は当日のブログに書いたように、例年より人が多く、知った人の顔を見つけてもそこまでたどりつくのが大変。なんとか前に行って式の写真だけはしっかり撮りました。
二次会では、浅暮三文さん、田中啓文さん、小林泰三さんと同じ席で、浅暮さんや田中さんとはほんまに久しぶりにゆっくり話ができた。途中から新人賞の木立嶺さん(ペンネームの由来が面白かった。彼にならって私もペンネームを新たにつけようか「鎮蟹四郎」とか)も加わって、先輩作家たちからの言葉はきついが心は温まるアドバイスがあった。
散会後は久々に山岸さんとの徹夜カラオケ。これについては当日のブログに書いたな。
土曜は10時ぎりぎりにチェックアウト。すぐに東京駅に向かい、職場などへの手土産をたっぷり買い込み、のぞみで上洛する。京都駅からバスを乗り継いで実家に帰った。野暮用がございまして、土産を渡すこともできるんで寄ったのです。寄ったというてもかなり大回りではあるけどね。ちょっとばかし親孝行みたいなことをして、やっとこさ帰阪の途につく。帰宅したときはさすがに空も暗くなっていた。
距離でいうとけっこう大旅行をしたんやけれど、行った先は極度に限定されてるなあ。もったいないといえばもったいないけど、ものかき仕事でいうたら出張みたいなもんやから、ま、こんなものか。これでお仕事がたんとくればええんやけれど、なかなか実益につながらんなあ。
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