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テレビは誰のために [テレビ全般]

 ほれほれ、わずか15分しか延長でけなんだとしても、その15分で試合終了まで見られるんやから、野球ファンにたくさんテレビを見てほしいと思うなら、やっぱり中継延長はやるべきなんですよ。今日の朝日放送のプロ野球中継を見ていてそう思う。
 まあ民放のスポーツ中継が「そのスポーツのファンのため」のものとは必ずしもいえんというのは、どんなスポーツの中継を見ていても思うことで、そのスポーツにまったく関係のないタレントをずらずら並べることでほんまに視聴率が上がるのか、実に疑わしい。
 HDDレコーダではWチューナーがついたりしているし、ワンセグ携帯でもテレビを見られる。CS放送、インターネットテレビと、視聴率とは無関係なところで見られている番組も多い。そういう時代に旧態依然の(しかも一社独占の)視聴率を気にして番組作成をしているという姿勢でいつまでもええのか、と思うわけですね。
 アニメの場合、いまや視聴率が番組の運命を左右しているわけではないのですからね。1年間の予定で始まった番組の命運を分けるのは、視聴率もさることながら、DVDの売り上げなんですな。「天保異聞・妖奇士」が打ち切られたのはDVD第1巻が売れなんだからやと聞いている。それなら数字の根拠が明確で、うなずかざるを得んね。ただ、何年かたってから再放送やなんかで評判が上がったアニメも過去にはあった。今のDVDがすべてという傾向は、再放送での再評価という手段が奪われている分、なんか即物的で嫌ですな。
 それにしても、今のテレビ番組というのは誰のために作られてるんやろうね。視聴者のためやないというのは漠然と感じるんやけれど、それをうまく語る言葉が見つからんなあ。


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