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京フェス2007レポートその2 [SF]

 昼食は「からふね屋」。菊池誠さんや三村美衣さん、O澤、R角両元京フェス実行委員長ら総勢7名。わあわあ話をしてたら二つ目の企画の始まる5分前。
 急がず会場に戻って、途中から「東浩紀インタビュー」を聞く。聞き手はおなじみ大森望さん。
 インタビューというよりは、東さんと大森さんの対談ですね。
 SFにとって東浩紀とは何か、東浩紀にとってSFとは何かという話になるはずが、笠井潔論や宇野常寛論に話は進む。
 話は「リピートの想像力」に軸が移り、ゲーム的想像力の考察が、「SEVEN DAYS」や「スタートレック ヴォイジャー」などを例にとり、リセットしてやり直す物語の面白さについて語られた。
 ゲーム的リアリズムはジャンル性を取り払い剥き出しの本質を見せるという話の流れから、東さんの「タイムトリップもの」への愛などが語られた。
 本格的にSF論を書きたいという東さんが関心を持つのはやはりイーガン。
 どんどん話が移っていくのでこのスペースではまとめ切れないんですが、要はジャンルをどう切り取って考えたらいいのかみたいな話になりました。
 あ、こんなまとめ方でいいのか。
 最後は合作小説「キャラクターズ」をもとに、「キャラクター」小説と私小説について熱かったり冷えたりする自作解説になった。
 東さんが熱く語ったあと、大森さんが静かに反論したら「うーんそうか」と納得したりするのが、東さんてええ人やなあという感じが残りました。


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