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だいじょうぶか篤姫 [テレビ全般]

 NHK大河ドラマ「篤姫」では、宮崎あおい扮する篤姫が、島津斉彬からとうとう徳川将軍家への輿入れの話を聞かされ、悩みながらもついに腹をくくるという展開。
 話の途中で松坂慶子演じるところの教育係・幾島が篤姫を江戸にやることへの不安を何回も斉彬に訴える場面が出てくる。
 つい私もうなずいてしもうた。そやかて、こんなに首が細くて童顔の、子役と主役の橋渡しをする中二階くらいの役にしか見えない宮崎あおいがほんまに大奥に入り、中を仕切り、討幕運動に対峙して毅然とした態度をとり、新政府成立の後も勝海舟などと交流をもって徳川宗家存続に大きな役割を果たせるかどうか、ほんまに不安になってくる。
 思えば「翔ぶが如く」の時は富司純子がまさに映画女優ならではの存在感で天障院を演じていた。これだけ胆のすわった篤姫やったら錦の御旗を向こうに回して一歩も引かずということくらいできそうやと思わせるものがあった。
 脚本は現代風で面白く、時代考証に難なしとは言われんものの、去年の「風林火山」みたいに「おいこら戦国の世はすべて山本勘介と上杉謙信が裏で動かしてたんかよ」みたいなトンデモな展開は今のところないし、毎週楽しみにしているんやけれど。
 ただ、年をとってからの篤姫を宮崎あおいがどう演じるのかと思うと、幾島同様不安でなりませぬ。なんやったら、江戸に入ってから以降は鈴木京香あたりがやってくれんかな。それやったらすごく説得力のある篤姫になると思うけれど。
 あおいちゃんのファンの方は気を悪くしたかもしれませんが、あおいちゃんが悪いんやなく、あくまであおいちゃんをいきなり「大河」の主役にすえたNHKに対するぼやきなのです。悪しからず。

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