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若ノ鵬、嘘の「告白」 [大相撲]

 元若ノ鵬の「八百長告白記事」は虚偽やったそうですね。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081127/trl0811272041007-n1.htm
 相撲ファンの松っぁんと京フェスでその記事の話をしていたんやけれど、私たちの結論は「嘘くさいなあ」というものやった。というのも、いくらなんでも大関クラスの力士が入幕したてでしかも相撲の基礎がまだ身についていない力士からわざわざ星を買うかと思うたからなんやね。元板井さんの「八百長告白」は、板井さんが横綱大乃国を張り手で脳震盪を起こさせるほどの力の持ち主やったから信憑性があったわけで、若ノ鵬ごとき若手相手に八百長を持ちかけるかいな。で、例によって引用。

“大相撲の八百長疑惑に関連し、講談社発行の「週刊現代」の記事で現役力士の実名をあげて八百長を告発したロシア出身の元幕内力士、若ノ鵬(20)=本名・ガグロエフ・ソスラン=が、日本相撲協会を相手取り解雇無効を訴え地位確認を求め東京地裁に起こした訴訟で、「八百長したことはない。だまされて証言した」とする内容の陳述書を提出していたことが27日、分かった。(中略)陳述書によると、取材を仲介した人物に「親方や他の力士から八百長を強要されたといえば、悪い親方や力士を責め立てることができ、角界に戻れる」と言われ、9月末に行われた同誌の取材や会見でうそを告白。しかし、その後も解雇が撤回されなかったため、同誌に記事や発言の撤回を求めたところ「取り消せない」と断られたという”

 こういうことをしたら、協会との民事裁判は負けになりまっせ、現代さん。裁判所に有効な証拠を出すことがでけなんだ上に、記事の信憑性まで疑われるとなれば、判事も現代さんの言い分などまともに取り合うてはくれんでしょう。
 ミステリ小説で完全犯罪をしたうえで、さらに完璧にしようとよけいな第二第三の殺人を犯して自ら墓穴を掘るなんていう展開はあるけれど、その劣化コピーみたいなことをしていたということになるね。つい最近まで現役やった力士の証言やから信憑性があると思わせるところがみそか。
 ただ、相撲を知らん人の作った話らしいところは「告白」のここかしこにあり、例えば「かわいがり」がこわくて八百長に応じたと元若ノ鵬は「告白」していたけれど、幕内までいけば長時間のぶつかりに堪えられて当然で、それをしないと強くなれんというのは相撲ファンなら多くの人が知っている常識みたいなものなんやけれど、それをこわがるなんていうのは若ノ鵬のほうが情けない力士という印象を与える(記者は「時太山事件」を念頭に置いていたんやろうけれど、新弟子と幕内力士を同じ物差しで測るという愚を犯している)。しかも「八百長に応じないという理由で豪栄道がかわいがりにあっていた」と「告白」しているけれど、それで豪栄道が八百長に染まったかというとそうではなく「ガチンコ力士」の一人ということになっている。その豪栄道はついに三役にまで上がった。矛盾だらけですわ。
 現代さん、さあこれからどうでるか。私の予想としては「若ノ鵬はロシアンマフィアに殺されることを恐れて虚偽の陳述書を裁判所に提出した」か「相撲協会から多額の裏金をもらったので現代を裏切った」くらいの記事は出るんと違うかな。

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ふみお

若ノ鵬はロシアの評判を落とすために某国から派遣された工作員に一票。
by ふみお (2008-11-28 23:54) 

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