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「罪と罰」と感動 [読書全般]

 本日、「たちよみの会」には私を含む3名が参加。急に寒くなって私は風邪気味。それでも若い人たちとおしゃべりするのは楽しいね。元気が出る。
 帰りの電車でやっとこさ「罪と罰」(角川文庫版)を読了。高校時代に読んだ時にあった深い感動がない。主人公のラスコリニコフやその他の登場人物のおしゃべりに辟易してしまい、物語に没頭でけなんだ。というか、倒叙ミステリとしてつい読んでしまう。判事ポリフィーリがラスコリニコフを追い詰めていく場面など、詰めが甘いとか思うてしまう。読んでいる途中に「警部補・古畑任三郎」なんかみたのがいかんかったかな。
 それにしても高校時代にはスヴィドリガイロフの自殺とか、ただただずしんと感じたのに、いま読み返したら「わけわからんおっさんが勝手に自殺した」くらいにしか感じられんのはなんでやろ。感性が鈍ったかなあ。
 とにかくこれを読んでしまわんと次に行かれん。小説を読む体勢が崩れてしまうというような気がしたんで、なんとか読了しようと思うていたので、ほっとした。さて次は久しぶりにSFかヤングアダルト(ライトノベル)を読んでみようか。「罪と罰」の間に中田カウスの本やら新書なんかも読んでたりしたから、そちらの方にまた寄り道するかね。

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