SSブログ

米朝師匠の笑顔 [演芸]

 三が日も終わり、テレビも日常のプログラムにもどりつつある。関西でいうたら、「おはよう朝日」と「ちちんぷいぷい」が新聞のテレビ欄に載っているのを見るだけで「ああ日常やなあ」と思うわけです。
 といいつつ、関西テレビでは「新春扇町寄席初笑いSP」なんていう落語の特番があったりするから、まだまだ正月と日常が混在しているという感じかな。
 「扇町寄席」では司会の南光さんと八光さんのほか、ざこばさん、きん枝さん、八方さんが出演して好きなことをしゃべり倒すという企画の後、桂都丸「鯛」、桂南光「あくびの稽古」と落語が2席。そして、前述のメンバーに加えて人間国宝米朝師匠が加わり、「好っきやねん米朝師匠」と題してまた出演者が好きなことをしゃべり倒す。それを聞いて米朝師匠が「どやったか。忘れた」とにこにこ笑いながら言うのを見ると、あの「知の米朝」も神さんに近くなり、なんかもう浮世から切り離されたようになりはるんやなあと思うた。その邪気のない笑顔がよろしいなあ。
 福の神と化した人間国宝が鏡割りの後、実においしそうに升酒を飲んではるのを見て、まだまだお元気と嬉しくなった。ニューイヤーコンサートのブレートルといい、今日の米朝師匠といい、80を超えたその道の達人に癒していただく正月であることよ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0