SSブログ

教育実習生きたる [教育]

 今年も教育実習のシーズンがやってきたのでございます。私の担任クラスには、勤務校の卒業生がきているのでございます。ただし、私は教えたことのない生徒なのであります。それでも実習生の同学年の生徒たちを教えていたのであるからして、共通の話題がいろいろあったりして、まあ教え子みたいなものです。
 私もかつてはこのようにして実習を受けて現在があるわけやから、次代を背負う若者たちにこうやって引き継ぐのは恩返しみたいなものやと思うのでありますね。
 とはいえ、私の実習はかなり悲惨なもので、指導教官が実習開始の前日に病気になって長期休業に入り、急遽学生時代に教えてくれたベテランの先生にバトンタッチとなったのですが、その先生が生徒指導部長でむちゃむちゃ忙しく、まとまった時間を取って指導してもらうことが難しい。なんかわけのわからんまま、他の先生の授業の見学もままならぬ状況で、ひたすら講師のように授業をしていたのであります。もっとも担任クラスだけはもともと恩師にお願いしていたので、そちらの指導は大丈夫やったけど。というか、それで「教員というのも進路として考えてもええかな」と思うようになったんやから、人生何が転機となるかわからんものです。
 というわけで、この2週間が実習生たちの転機となるような、そんな充実したものになったらええのになあと、これはもう心から願うのであった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0