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「ヒロシマ、ナガサキ」 [教育]

 今日は夏休みの登校日。生徒たちと久しぶりに顔をあわす。
 8月6日に生徒を集めるんやから、その日にふさわしいことをせんと集めた意味がない。昨年はコミュニケーションギャップをロールプレイングで行うというようなことをしていたけれど、今年は違います。涼宮ハルヒやないけれど、「夏には夏じみたことをしなくちゃいけない」のです。
 本来なら体育館に全校生徒を集めるところなんやけれど、体育館は改装工事中。というわけで、クラスごとに別々の部屋で同じ映画を見た。私の担任する2年生は「ヒロシマ、ナガサキ」というドキュメンタリー。原爆投下の映像、被爆直後の広島や長崎の映像、被爆者へのインタビュー、原爆投下を行った米軍関係者へのインタビューなどの映像を組み合わせた作品。監督は日系米国人のスティーヴン・オカザキ。何かを強調しようとするような演出はしていない。ただただ事実を積み重ねていく。そこから真実が浮かび上がってくる。そんな映画でありまして、猛暑で気力体力衰えているおっさんにはなかなかヘヴィーであったのでありますよ。
 むろん私は戦後生まれやけれど、それやからこそ先達たちが遺そうと伝えてきたものを次代を担う若者たちに伝えなならんと思うわけですよ。
 それにしても疲れたなあ。生徒たちの視線を浴びながら話をしたりするというのはやっぱりなかなかにきついことである。夏休み明け、冬休み明け、春休み明けの授業ではいつもそう思うんやけど、登校日でそれを感じたのは初めてかもしれんな。

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