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「仮面ライダーダブル」終了 [テレビ全般]

 本日で「仮面ライダーダブル」が終了。大団円というような形をとるため、着地点はちょっと物足りなくもなかったけれど、ラスト数話の盛り上がり方はなかなかのものやったし、設定に大きな破綻がなかったのも好感が持てるところ。
 地球規模で支配をしようという目標はあった敵「ミュージアム」やけれど、活動そのものは「風都」という架空の町のみを舞台にしているあたり、話も作りやすかったんやないかな。「Think global,Act local」というのを実践する悪役集団というのは目新しかった。さらに、活動のコアが「家族」という点にも注目すべし。
 つまり、「家族」「地域社会」という近年大きくクローズアップされている題材をテーマにしたという、これまでの仮面ライダーシリーズとは一味違うテーマがこの物語を成功に導いた、と私は思うてまんのやけどね。
 その前の「仮面ライダーディケイド」が構想を大きくし過ぎて破綻したのと好対照やと思うたね。
 というわけで、興味深い仮面ライダーでありました。あ、最近わりとひとつのシリーズで仮面ライダーを大量に出すのでインフレ気味やったけれど、基本的には2体だけというのもすっきりしていてよかった。変な時期にピンチヒッター的に開始されたとは思えない出来の作品やったね。

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コメント 3

yamagishim

Wがピンチヒッターじゃなくて、ディケイドのほうが、ライダーを秋はじまりにする=おもちゃの売り時を戦隊とずらすためのつなぎ役として作られたんじゃなかったかな。だからといって、その分Wの準備期間がじゅうぶんあったとは限らないけど。
by yamagishim (2010-08-30 02:14) 

小林泰三

yamagishimさんのおっしゃる通りだつたと記憶しています。

あと、「ディケイド」は過去のライダー資産を活用するという意味もあったので、ストーリーが破綻するのは承知の上でしょう。
by 小林泰三 (2010-08-30 21:13) 

t-kita

確かにその通りでした。
つなぎというと、ここのところ新シリーズのつなぎに劇場版映画を使うことが多いみたいですね。
うまいことやるなあと思いつつ、なんか釈然としない気もするのですが。
by t-kita (2010-08-31 00:47) 

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