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泣ける「夏目友人帳」 [テレビアニメ]

 今日、一昨日の夜に録画したアニメ「夏目友人帳」を見ていたら、最後の方で涙ぐんでしもうた。
 妖怪が人間の女性と接するうちに彼女に恋にも似た感情を抱くけれど、最後には別れてしまう。長い年月を経て彼女が遺した手紙を手にするけれど、手紙は崩れてしまいそうなほど風化してしもうている。紙の傷みを修復できる妖怪に依頼してその手紙を読もうとする。手紙を書いた女性はとっくの昔に亡くなっている。それでも妖怪は女性の残した言葉を知りたい……。という話。
 ベタというたらベタな話。陳腐になる手前で踏みとどめているのはスタッフの力か。
 ただねえ、そういうベタな話でも、涙がこぼれてしまうのですよ。というか、ベタな話やから泣けるというのか。
 若さ、実らぬ恋、帰らぬ年月……。それが50歳近くなったおっさんの琴線に触れてしもうたということなんやろうなあ。体が弱ってるから気持ちも少々弱っていて涙もろくなっているということもあるかも。
 とはいえ、テレビを見たり本を読んだりして感情がゆすぶられるということは、まだ感性が鈍っているというようなことにはなってへんと考えていいのかな。それやったらええんやけどね。

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コメント 2

ピー

似たような話をナイトスクープでやってましたねえ。
硫黄島で亡くなった父は母が自分を身ごもっていたことを知っていたかどうか、風化したハガキから判読する、という。
この時も号泣。
by ピー (2012-01-27 11:17) 

t-kita

だからこそ「ベタネタ」なんでしょうね。
by t-kita (2012-01-28 00:14) 

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