旭国の定年 [大相撲]
今日は入試採点業務で休日出勤した分の代休。先週一週間出ずっぱりの上、昨日のダブルパンチ疲労のため、かなり朝寝坊する。朝食後もすぐに二度寝。かなり疲れは取れたかな。昼食後は散歩も兼ねて駅前の書店へ。週刊誌を買い帰宅し、あとは相撲を見たり、たまっているアニメを見たりとテレビ三昧。ほんまに非生産的な一日。
土曜の日記に「鶴竜がいい」と書いたけど、今日は横綱白鵬に相撲を取らせず、1敗で並ぶ。把瑠都も1敗を守り、後半戦に入って優勝争いが面白くなってきた。このまま千秋楽まで混沌としたままで進んでほしいものです。もっとも把瑠都は雑な相撲もまだ見られるから、最初に脱落するかも。まあ今後の展開は白鵬次第かな。
相撲中継の中入りの時に、元大関旭国の大島親方を解説に呼んで、その足跡を紹介していた。そうか、大島親方も定年か。
旭国は、私の子どものころ、貴ノ花と並ぶひいき力士やった。内臓の病気で入院して初日から休場したのに、なんと途中から出場し、病院から本場所に通ったというエピソードの持ち主。小さな体ながら、相手に食いついたら離さない取り口で「ピラニア」の異名を持つ。とったり、内無双などを得意とする曲者で、相手の取り口を研究しきって土俵に向かい、大関昇進の少し前からは「相撲博士」とも呼ばれるようになった。
とにかくあの勝負をあきらめん精神力とそれを支える下半身の強靭さは、すごかった。高見山戦で、思い切り突き放してくる高見山のまわしを取れず、なんとサガリをつかんで投げを打ち、土俵際で逆転勝ちしたこともある。親友でもあった貴ノ花戦は毎回熱戦となった。横にまわられたのを反るようにしてしのぎ二丁投げを繰り出して勝った相撲をよく覚えている。
ハリ治療を愛好していて、いつも背中やお腹に丸い膏薬の列が並んでいたなあ。こういう執念の人をリアルタイムで見ているから、最近の力士の相撲の淡白さが歯がゆくて仕方ない。いまもし旭国が現役やったら、把瑠都なんか手玉に取ってるんと違うか。
現役時代のビデオをいくつか見せてくれてたけれど、相撲の面白さを貴乃花と旭国に教えてもろうたんやなあと今さらながら実感。今日、小柄な隆の山がとったりを打ちにいきながら相手を倒せない一番を見ていて、旭国のとったりはほんまにうまかったなあと、やっぱり歯がゆく思う。相手の肩に顎を乗せておさえつけながら、取った手を下に引っ張りひねり落とす妙技を現役の力士たちもぜひ身につけてほしいものです。
土曜の日記に「鶴竜がいい」と書いたけど、今日は横綱白鵬に相撲を取らせず、1敗で並ぶ。把瑠都も1敗を守り、後半戦に入って優勝争いが面白くなってきた。このまま千秋楽まで混沌としたままで進んでほしいものです。もっとも把瑠都は雑な相撲もまだ見られるから、最初に脱落するかも。まあ今後の展開は白鵬次第かな。
相撲中継の中入りの時に、元大関旭国の大島親方を解説に呼んで、その足跡を紹介していた。そうか、大島親方も定年か。
旭国は、私の子どものころ、貴ノ花と並ぶひいき力士やった。内臓の病気で入院して初日から休場したのに、なんと途中から出場し、病院から本場所に通ったというエピソードの持ち主。小さな体ながら、相手に食いついたら離さない取り口で「ピラニア」の異名を持つ。とったり、内無双などを得意とする曲者で、相手の取り口を研究しきって土俵に向かい、大関昇進の少し前からは「相撲博士」とも呼ばれるようになった。
とにかくあの勝負をあきらめん精神力とそれを支える下半身の強靭さは、すごかった。高見山戦で、思い切り突き放してくる高見山のまわしを取れず、なんとサガリをつかんで投げを打ち、土俵際で逆転勝ちしたこともある。親友でもあった貴ノ花戦は毎回熱戦となった。横にまわられたのを反るようにしてしのぎ二丁投げを繰り出して勝った相撲をよく覚えている。
ハリ治療を愛好していて、いつも背中やお腹に丸い膏薬の列が並んでいたなあ。こういう執念の人をリアルタイムで見ているから、最近の力士の相撲の淡白さが歯がゆくて仕方ない。いまもし旭国が現役やったら、把瑠都なんか手玉に取ってるんと違うか。
現役時代のビデオをいくつか見せてくれてたけれど、相撲の面白さを貴乃花と旭国に教えてもろうたんやなあと今さらながら実感。今日、小柄な隆の山がとったりを打ちにいきながら相手を倒せない一番を見ていて、旭国のとったりはほんまにうまかったなあと、やっぱり歯がゆく思う。相手の肩に顎を乗せておさえつけながら、取った手を下に引っ張りひねり落とす妙技を現役の力士たちもぜひ身につけてほしいものです。
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