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生き続ける「おどりじいさん」 [童話書き]

 今年もまた日能研のテキストに拙作「おどりじいさん」を使用したいという「使用許諾書」への署名を求める文書が届いた。もう何年も使うてもらうている。むろん今年も許諾のサインをして返送。
 何年もこうやってテキストとして使うていただいているということは、作品にそうさせる力があると認めていただいているということなんやと、ありがたく思う。1年で使い捨てられても、こういうテキストの場合文句は言われんわけです。
 そして、こうして何年も使い続けていただくことによって、10年以上も前に書いたものが、まだまだ多くの子どもたちに(塾の勉強用のものであったとしても)読んでもらえている。1冊の絵本として出版されなんだこのお話が、それでも生き続けている。幸せなことやないか。
 稼業が忙しく、なかなかものかきのお仕事に復帰することがでけん(その前にお座敷がかからん)だけに、「おどりじいさん」が日能研という全国規模の学習塾のテキストの中で生き続けていることが、ちょっとした心の支えになっている。
 全国の塾通いをしている子どもたちよ。願わくば、お勉強のために読むだけでなく、お話としても楽しんで読んでほしい。

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