SSブログ

5年目の黙祷 [1月17日の記憶]

 今日で東日本大震災から5年。私の職場でも午後2時46分ごろ、一斉に黙祷。
 昨年の6月、修学旅行で東北に行き、被災地の現状を見てきたり、タクシーの運転手さんからその時の状況をたっぷり聞かせてもろうたり、民泊の農家の方たちからなんとか東北を盛り上げていかせようという思いが伝わってきたりという体験をしただけに、今年の3・11は去年よりもいろいろな思いが渦巻いている。
 整備はされているものの更地になったままの土地が海岸に沿ってずっと続いている眺め、何もないところに慰霊の地蔵だけが鎮座している様子など、今も鮮明に思い浮かべることができる。
 バスで語り部の方とともに被災地をまわったこと、地元の水産会社が様々な記録をワンフロアつぶして保存していたことも、黙祷の間思い出された。
 阪神淡路大震災の際、自宅の水が出なくなった同僚がミネラルウォーターを買いこんで帰っていったこと、当時住んでいた団地の漏水がなかなか解決せず10ヶ月ほどかかってやっとなんとかかたがつくまでの苦労なども思い出された。
 人それぞれ、いろいろな思いがあるやろう。東日本大震災についていえば、やはり現在でも私にとっては他人事である。そやからこそ無関心であってはいかんと痛感しているのです。
 もう5年、そやけどまだ5年しかたってへんのやから。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0