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宇野重吉と岡田嘉子 [映画]

 台風接近中。明日には近畿地方直撃の恐れということで、甲子園の高校野球開会式はなんと1日延期が早々と決定。宿泊の問題やとか準備の問題やとかいろいろあるから早目の決定になったんやろうね。
 とはいえ今日は猛暑日。大阪は発熱状態です。こういう日は不要不急の外出は避けるべき。朝食後、すぐに睡魔が襲い、録画した番組を見ようとしていたんやけれど、気がついたら寝ていた。ふと目を覚ますともう8時半を過ぎている。
 しもた!
 今日は広島の原爆忌。毎年必ず8時15分には黙祷しようと決めているんやけれど、今年は不覚にも寝てしもうた。8時15分には目をつむって夢の中で祈っていた、ということには……ならんよなあ。
 「戦隊」「ライダー」と録画したのを見る。またも睡魔が襲う。うたた寝や居眠りはいかんと思い、寝床に。昼過ぎに起きてきて昼食後、プロ野球中継を見る。最終回、逆転のピンチを迎えるも辛うじて逃げ切りスワローズを3タテ。このままライオンズみたいに12連勝くらいしてくれんかな。
 夕刻、先日録画した「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」を妻と見る。私は特に熱心な寅さんファンやないけれど、20本目までは半分以上は見ている。両親が好きで、地元の名画座や、新京極にあった松竹京映という映画館で「寅さんまつり」みたいなのをやる時によくいっしょに見に行っていたのです。中学生くらいの頃かなあ。そんな中で一番印象に残っているのが「寅次郎夕焼け小焼け」で、ヒロインの太地喜和子が生き生きしていて魅力的やったのと、共演の宇野重吉の存在感が抜群で、寅さんがヒロインにふられないという気持ちのいいラストも含めて、自分の見た中ではベストと思うています。
 ほんまにそんなによかったかと確認したかったのと、妻が太地喜和子も宇野重吉も好きやったので、ぜひ一度見てもらおうと思うていたのです。
 圧巻は宇野重吉ふんする画家が、若き日の恋人を訪問する場面で、なんと岡田嘉子が扮している。たまたま日本に帰国していた時やったのかな(意味のわからない人もいるかもしれませんが、御自分でお調べください。説明しようと思うとこの数倍の字数を要するので)。老名優のこのツーショット、見ごたえ十分でありました。
 というわけで、記憶通りおもしろかったので安心。ああ、宇野重吉のような老人に私はなりたい。

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