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R-1ぐらんぷり2018 [演芸]

 雨はあがったけれど、昨日よりひんやりとした一日。
 明日に迫った卒業式の準備を少しして、定時に退出。
 帰宅して、昼間録画したタイガースとベイスターズのオープン戦を見る。藤浪も才木もなんか今年はやってくれそうな手ごたえを感じる。
 そのあと、追っかけ再生で「R-1ぐらんぷり2018」を見る。
 優勝は視覚障碍のある漫談家、濱田祐太郎。視覚障碍者であることをネタに、みごとに笑いを引き出していく。笑ったら申し訳ないとかいうような遠慮をさせない話芸に感服。
 本命かと思われたゆりやんレトリィバァも得意の映画ネタと体を張ったお願いネタで笑わせてくれたけれど、あとひとひねりがほしかった。またも準優勝で終わった。3位のおぐは「君の名は。」の設定をうまく使ったハゲネタで最終決勝まで残り、2つのネタを連動させるという作戦で迫ったけれど、今年に限っては濱田祐太郎の話芸にはかなわなんだ。
 他には雅楽ネタという意表を突いたアマチュアのカニササレアヤコ、ホテルのフロントマンのいらだちを戯画化したおいでやす小田、遊園地の絶叫マシーンの不条理を突いたチョコレートプラネット・長田、つっこみカルタというフリップ芸のアイデアがよかった霜降り明星・粗品が上位3人に劣らぬできやった。
 今年はハダカ芸はなく、ネタの面白さと表現力で勝負する形になって、ほんまに質の高い大会やったと思う。
 視覚障碍者の芸人がR-1王者になった。これはエポック・メイキングな出来事かもしれん。障碍児教育にたずさわっていた人間としては、これを機に「配慮はしても遠慮はしない」社会になっていてほしいなあと願うのであります。さて、東京の民放局は、濱田祐太郎を今後どう扱うていくか。注目していきたい。

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