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M-1グランプリ2018 [演芸]

 今日も午前中はテレビを友とし、日中はたっぷり寝る。
 夜は「M-1グランプリ2018」を見る。今年の優勝者は霜降り明星。動きの大きな漫才で、途中でコンビの左右が入れ替わることをものともしない。「R-1ぐらんぷり」では両者ともピンで出場して決勝に残っていることからもギャグセンスのよさがわかる。今年も2位は和牛。安定感といい笑いの質といい、今年こそ優勝かと思わせたけれど、霜降り明星の勢いにはかなわなんだかな。それでも3年連続2位というのはすごいことです。何度もチャレンジしたコンビは過去に何組もいたけれど、ここまで安定したコンビはいてへんと思う。笑い飯やないけれど、一度は優勝してほしいコンビやね。3位はジャルジャル。ようまあ毎度毎度漫才の概念をひっくり返すネタを持ってくるなあと思う。言葉に関するセンスはピカイチなんやないか。5年の中断がなかったら、きっと優勝していたやろうに。残念ながら今年がエントリー最終年となった。ミキは敗者復活から4位まで行った。兄の方がやかましすぎるという指摘もあったけれど、私もそう思う。せっかくええ間を持っているんやから、力で笑わそうという漫才ではもたんよ。そういう意味ではかまいたちはキャリアに見合うたおもしろさを発揮してくれた。トム・ブラウンというコンビは初めて見たけれど、なんでサザエさんの中島君をもってくるかなあ。ドラえもんネタやサザエさんネタは確かに幅広く知られていてわかりやすいやろうけれど、手垢がつき過ぎていると思うぞ。スーパーマラドーナのサイコネタは料理が難しかったんやろうけれど、ようがんばってたと思う。順位がトム・ブラウンより下というのは、出番が早かったせいもあるけれど、気の毒ではある。ギャロップが決勝進出してきたのは、若手のころから見ているだけに嬉しかった。ただ、こういうコンテスト向きの漫才やないんやなあ。演芸場で光るタイプなんですよ。見取り図は将来有望。ゆにばーすはもっと自分たちの個性を生かしたネタを作ってほしい。
 というわけで、今年もたっぷり笑わせてもらいました。全体的には去年の方がレベルが高かったかな。でも、再開1年目から比べると、4年目で中断前の安定したレベルに戻ってきたという感じはしますね。

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