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ティーレマンのニューイヤーコンサート [音楽]

 朝から米朝師の「猫の忠信」を見て、朝食。今日も妻は起きられず。午前中は昨日録画した「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート」を楽しむ。今年の指揮者はニューイヤー初登場のクリスティアン・ティーレマン。ドイツ音楽を前世紀の巨匠風に振る指揮者で、私は大好き。ベートーヴェンの交響曲全集をウィーン・フィルと録音しているくらい関係の深い指揮者やから、ニューイヤー登場は遅すぎたくらい。
 ただ、ベートーヴェンの全集は相性が良くても、ウィンナ・ワルツとくるとどうやろう。初登場の時はムーティーもヤンソンスもむちゃくちゃ気まじめに振っていて、本来仲間うちのお正月のお楽しみやったコンサートが名指揮者への試金石みたいになってしもうていた。
 予想に反してとてもリラックスした雰囲気のコンサートで、さすが独墺系の人はコンサートの質を体でわかっているという感じ。特に早いテンポのポルカはノリノリで、カルロス・クライバーのニューイヤーを思い出させた。大がかりなお遊びはなかったけれど、指揮者自身がウィーンの音楽を心から楽しんでいる感じで聞いていてすごく気持ちいいコンサートやった。来年は新鋭のネルソンズ。私はショスタコーヴィチの交響曲のCDを聴いただけけれど、けっこうぐっとくる録音やったので、期待したい。
 午後から午睡。妻は実家に日帰り帰省する予定やったけれど、今日も自宅待機。夕食は雑煮になる予定の材料で鍋を作ってくれた。例年なら寒空に外食というパターンやったけれど、今年は妻と差し向かいでの夕食。これも楽しからずや。
 新年から妻と二人で録画してあったアニメを見たりして過ごしております。そうやね、今年もそういう一年になるんやろうね。

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