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赤松真人 [読書全般]

 愛すれどTigers「連日の総力戦でリリーフ陣が奮闘」を更新しました。

 朝、まだ拳銃強奪犯が見つからない時間帯に出勤。電車の中でいきなり発砲されたりしないことを祈りつつ本を読んでいたら、スマホがぶるるんと震える。何事ならんと見てみたら、妻からのメッセージで強奪犯確保の一報。朝、7時前の発表やったので、午後から授業があることが確定。午前中は週末の人権講演会の講師に渡す花束の手配などをする。なんとなく休校という感じで午前中を過ごし、午後から授業に切り替えるというのはけっこう難しかった。
 放課後は会議なども早く終わったので、定時に退散。相変わらずしんどいなあ。帰宅して何本かHDDレコーダーに録画してあった番組を見る。
 思えば去年、6月の「たちよみの会」翌日の月曜日は震度6の地震で休校。今年は拳銃強奪犯のせいで半日休校。変なジンクスができないことを祈るばかりです。
 赤松真人「赤松真人38。 もう一度あの場所へ」(ザメディアジョンプレス)読了。広島東洋カープの赤松真人外野手。胃がんで胃を切除し、抗がん剤治療を経てようやく二軍戦に復帰してきた。本書はその赤松選手の闘病記と、半生記をミックスしたもの。編集者の考えもあるんやろうけれど、闘病記と半生記を交互に配置する構成よりも、第一部を闘病記の前半にし、第二部を半生記にし、第三部を闘病記の後半に当てるという形の方がよかったんやないかと。特に闘病記の部分は、現役のプロ野球選手がかなり進行したがんと闘い、復帰に向けてあがいているところをもっと深く掘り下げてもらいたかった。おそらく今ごろは一軍に復帰しているやろうというタイミングを見計らって出版されたんやないかと思うけれど、残念ながらまだ赤松選手の一軍での出番はない。もう少し待ち、一軍戦に出場したところあたりまで語ってもろうたら、かなり感動的になると思うんやろうけれど。赤松選手の思いが十分に伝わり切っていないように感じられた。聞き書きをまとめるのではなく、ちゃんとしたスポーツライターに依頼してノンフィクションとしてまとめてもろうた方がよかったんやないかと愚考する次第。そやないと赤松選手に対しても失礼なんやないかな。

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