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危険なビジョン2 [SF]

 大相撲小言場所「名古屋場所をふりかえって~4大関休場も、鶴竜優勝~」 を更新しました。

 今日は「たちよみの会」例会。朝から見られるだけのアニメを見、「仮面ライダー」「リュウソウジャー」を見てから家を出る。その足で参議院選挙に。どうせ今回も死票になるんと違うんかと思いながら、ごまめの歯ぎしりのつもりで投票。
 阪急で上洛。四条河原町の高島屋地階で仲人さんにお中元を贈る。昼食後、「フランソア」へ。古参会員Y氏が来てくれる。散会後、「丸善」で文庫と新書の新刊を何冊か買う。Y氏はこれから投票に行くとかで、そのまま流れ解散。
 夕食などに思いのほか時間がかかり、帰宅してから録画した相撲を見てしまうと、もうプロ野球中継も終了していた。相撲は上記「小言場所」に書いたとおり。鶴竜が白鵬に遠慮せず勝つ。だんだん白鵬のモチベーションが下がってきているように感じられるのは私だけかな。タイガースの勝利を見届けて、パソコンに向かう。
 ハーラン・エリスン・編/浅倉久志他・訳「危険なビジョン2む(ハヤカワ文庫SF)読了。さすがに半世紀前に編まれた書きおろしアンソロジーだけに、当時の作家たちの考える「危険なビジョン」が現在の感覚とずれてしまっているのは仕方ない。本巻は特にキリスト教に対する「危険なビジョン」が目についた。ここらあたりの感覚は21世紀の日本人たる私にはあまり理解でけへんのですよねえ。あと、性に関する「危険なビジョン」も正直現在の感覚では古臭く感じられたしね。ただ、それを補正できるのは各作品につけられたエリスンの序文とそれぞれの作者によるあとがきのおかげ、かな。とにかく1960年代初めのSFの置かれていた状況を知ることのできる貴重なアンソロジーであることは私が書くまでもないね。

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