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危険なヴィジョン3 [SF]

 今日は人間ドックの日。したがって朝食は抜き。水分補給は認められているけれど、水で空腹を満たすというわけにもいかず。しかも新聞休刊日なので、出かけるまでの時間は昨夜録画した深夜アニメをただひたすら見るのみ。
 天六の病院なんで、自宅からも近く、余裕をもって出る。駅売店でスポーツ紙の即売版を買うけれど、読む間もなく到着。私の前に早くも一人待ってはったので、二番目。さくさくと検査は進む。胃カメラも多少えずきはするけれども初めてのんだ時と比べると雲泥の差くらいスムーズ。検査がすべて終わったあと、サンドイッチなどを用意してくれるんやけれど、胃カメラ用の麻酔が切れるまで空腹をこらえて待たんならんくらい早くすんだ。
 スポーツ紙はその間に読んでしまう。食後、お医者の先生に結果を説明してもらうまで30分以上待たんならん。その間はひたすら読書。説明では特に大きな異常はなく、すぐに病院にかからなならんということもないということで、一安心。もっとも、正式な結果が郵送されてくるまでは油断してはいかんのやけれど。
 昼過ぎには帰宅。さすがに疲れたので、すぐに午睡。少しばかり寝て、それから読書。
 夕刻、プロ野球中継はラジオとテレビのリレーで聞いたり見たり。今日はテレビ大阪。植草(長男)アナウンサーが定年前最後の実況ということで、江夏豊さんとの名コンビ復活。それはええけれど、サブチャンネルを使うても延長戦のため試合最後まではいらなんだのは気の毒やった。最後、引き分けるまでラジオで聞く。ああしんど。
 ハーラン・エリスン・編/浅倉久志他・訳「危険なヴィジョン3」(ハヤカワ文庫SF)読了。伝説のアンソロジーもついに完結。本巻はけっこう私好みの作品が多く、どこがおもろいのかわからんというようなものはなかった。バラードやラファティ、ディレーニなどの中にスレッサーのショートショートが混じってたりするのが面白い。で、3巻通じて感じたのは、翻訳によっておもしろさが違うんやないかということ。浅倉さんや大森望さんの訳は非常に文章がこなれていて内容がすんなりと頭に入ってくる。他の方は特に名前はあげんけれど、非常に読みづらい訳もあり何度も読み返してしまうものもあった。まあ、アンソロジーなんでいろんな作家の作品が収録されている上に、すべて書きおろしやったわけやから、自分好みかそうでないか差が出るのは当たり前なんやけれどね。ともかく、50年かけてついに訳業が完成したことを祝いたい。「危険なヴィジョンふたたび」は翻訳の予定はあるんやろうか。もし訳業が完成されたとしてもまた50年後やったら私はたぶん読まれへんと思います。出すなら早くしてね。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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