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星系出雲の兵站―遠征―1 [SF]

 雨天の予報なんで、傘を持って出る。同じように傘をもって出勤、という人をちらほらと見かける。予報通り、昼ごろから雨。午前中の授業が終わり、昼休みに一服つけに外に出たら、豪雨です。この前から自分が外歩きをする時に豪雨になるというのが重なってるねえ。偶然なんやろうけれど。
 先週から今週にかけては、夏休み明け第一回目の授業というのが続いている。一応年間計画というのを作っていてその順番通りに授業を進めているんやけれど、夏休み前には定期考査があったり、短縮授業があったりして、単元の途中で長いブランクが空いたものというのが多い。1ヶ月半ぶりに前の時間の続きをするとか、今日の授業みたいに2ヶ月ぶりに続きをするとか、そんなのがけっこうある。ほんまにやりづらい。流れが完全に断ち切られているから、前に終わったところにもっていくのに通常の授業の倍以上のパワーを必要とするのですよ。今日気午前中はほとんど詰まっていて、一息ついてさて昼食というところで奨学金相談の生徒が仕事部屋を訪れたりする。むろん手を抜くことはできません。昼食後、しばらくへたってました。で、一服つけに行ったら先に書いたように豪雨でしょ。きつかったなあ。定時に退散。
 甲子園の試合が雨天中止になったので、帰宅後はテレビを見たり本を読んだり。
 林譲治「星系出雲の兵站―遠征―1」(ハヤカワ文庫JA)読了。シリーズ第2部開幕。第1部が正体のしれん異星人との宇宙戦争をこと細かに描いていたのに対し、第2部は膠着状態におちいった戦いの間に、その異星人とコンタクトをとる試みがこれまたじっくりみっちり書きこまれている。ただ、第1部よりかなり読みやすくなっているという感じがした。これ、おそらく林さんがかなり執筆に乗ってきたということなんと違うかな。第1部はうんうん苦しみながら書いてはったのかも。いや、勝手に想像しているだけですけどね。でもまあ、私も無理やり文章をひねり出すような場合、後から読み返したら読みにくいなあと感じるものね。それが証拠に、ちょこちょこと遊びも入っている。林さんは乗りはじめると遊びを入れたがるのですよね。例えば巨大ロボットを出してくるんやけれど、そのスケールは身長57メートル、体重550トンなんです。しかもパーツが5つに分かれるのです。私らの世代やったらわかる遊びです。何のことやらわからん方はアニメ「超電磁ロボ コンバトラーV」のエンディングを検索して動画を探してみてください。それ以外にも細かい遊びがちょこちょこと。次巻もこの調子で勢いつけて書いていただきたいと思う次第です。

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