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屍人の時代 [読書全般]

 愛すれどTigers「ソラーテ、前代未聞のモチベーション不足退団」を更新しました。

 朝から蒸し暑い。関東方面、特に千葉では台風の被害がかなりひどかったみたいで、昨年の今ごろを思い出す。あの時は北摂一帯の信号が止まり、バスがすべてストップしたんでタクシーに乗って出勤したものなあ。相撲も取り組み開始時間を30分遅らせるという。今日は新聞休刊日なんで、電車の中で即売版の日刊スポーツを読んでそのことを知る。妻にLINEで念のために相撲中継の録画時間を30分のばしてもらうことにした。
 猛暑日で、仕事部屋は蒸し風呂状態。一日中汗まみれで、買うてきた麦茶も1リットル分では足らず、学食の前に設置してある自販機で追加したくらい。
 退出前に生徒指導関連で残らなならんことになり、1時間以上残業して退出。この暑さでしかもぱんぱんにつまった月曜日。帰宅した時にはぐったり。相撲の録画を見て過ごす。
 白鵬が休場。ひと場所置きに休んでるなあ。そうやって五輪大会の年までなんとかもたそうとしているのかな。貴景勝は碧山を押し出す。鶴竜と豪栄道も連勝。栃ノ心は今日も完敗。勝ち越しは苦しいかもなあ。今後の奮起に期待したいところやけれどもね。
 山田正紀「屍人の時代」(ハルキ文庫)読了。呪師霊太郎シリーズ最終巻。前の巻を読んでからかなり間をあけてしもうた。変格探偵小説という感じがますます強くなった短編集。石川啄木や宮沢賢治にかかわる事件などは、前巻の北原白秋と同様に彼らが残した短歌や詩の解釈が推理の中心に置かれている。4編とも一筋縄ではいかない構成になっているけれど、本格ミステリを期待している人には相性は良くないかもしれんね。この作品が「ミステリ・オペラ」や「カンパネルラ」などにつながっていくんやなあ。山田正紀流「幻想ミステリ」の出発点となるシリーズなので、山田ミステリファンで未読の方にはお薦めしたいシリーズやけれど、これらも入手困難になりつつあるのね。うーむ。

 9月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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