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ジーン・バッキーの死 [追悼]

 今日は敬老の日。ハッピーマンデーで今日になっているけれど、本来の敬老の日であっても振替休日という感じで、まともな祝日であるという感じがしますね。
 昨日一昨日と外出して午睡が全く出けなんだ分、今日は一日よう寝た。朝食後、録画のたまっていた深夜アニメを何本か見たあと一度寝て、昼食を取るために起きてきて、昼食後午睡。ほんまに泥のように眠る。
 夕刻起床して、録画したプロ野球中継を見る。今日もBS日テレ。例のジャイアンツ一辺倒のアナウンサーで、チャンスに丸が打席に立つとタイムリーを打つ前提で実況する。そして2度のチャンスで2度とも併殺打。それでもタイガースの投手はほめません。こういう実況の日に1点差をきっちり逃げ切って勝つと気持ちよろしいな。
 そのあと相撲中継の録画を見る。正面解説はもと安美錦の安治川親方。すべての解説をじっくりと聞きたかったけれど、時間の関係で仕切りの間は早回しですっとばす。昼に寝すぎたなあ。隠岐の海ががちがちに緊張した相撲で敗れ、1敗は明生と2人。まさかこのまま千秋楽までいくとは思われん。面白うなってきた。
 元阪神タイガース投手、ジーン・マルテーン・バッキーさんの訃報に接する。享年82。癌で闘病中やったという。
 むろん私はリアルタイムでバッキーさんの雄姿を見たことはない。残された映像や文献で知るのみ。ジャイアンツ相手にノーヒットノーランを達成し、外国人投手唯一の沢村賞を受賞し、1964年には村山投手とともにタイガースを優勝に導いた。王貞治選手へのブラッシュボールをきっかけに乱闘となり、荒川コーチをゲンコツで殴って指を痛めてからはもとの投球がでけんようになり、近鉄バファローズに移籍したものの1勝もできずに引退。帰国後は小学校の校長先生をしていたりなんかする。帰国後のことは、池井優「ハロー、スタンカ、元気かい」にくわしい。
 最近ではタイガースのランディ・メッセンジャー投手がバッキーさんの100勝にあと2勝となったことでスポーツ紙にインタビュー記事が載ったり、メッセンジャー投手との交流が記事になったりとお元気な様子が報道されていた。
 アメリカで成功せなんだ若い投手がテスト入団して日本でその才能を開花させた。近藤唯之「阪神サムライ物語」によると、入団の決め手はバッキーさんが指先で汗を輪のような形で飛ばしてているのを見た当時の藤本定義監督がその器用なのを見て合格させたとあった。昔の野球人のエピソードは味があってよろしいねえ。
 帰国後も常にタイガースのことを気にかけていたという。バッキーさん、そしてメッセンジャー投手と、球史に名を残す外国人先発投手が(リリーフではジェフ・ウィリアムス投手がいるけれども)タイガースの大黒柱として君臨していたというのは、ファンとしては誇らしいことであります。
 謹んで哀悼の意を表します。

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