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完訳三国志演義3 [読書全般]

 今日は午前中は各学年の教科担当者会議。午後は全体の成績会議と単位認定会議と職員会議。すべてに参加して、特に何をしたというわけやないけれど、なんかもう疲れた。まあ先日来もめていた成績に関する疑問が解決したりしたので成果はあったかな。定時に退散。
 帰宅後、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日はBS-TBS。試合終了まで延長で見せてくれた。ミスがらみで、タイガースが失点1。ベイスターズが失点2。ここというところでのミスが多かった方が負けるという、選手の緊張が見てる方にもろに伝わる試合やった。で、タイガースがCSファイナル進出決定。ほんまかいな。まだここまできてタイガースの試合を見られるというのはありがたい。でも、そのせいで書きものの方が全く進まん。どないしたもんやら。
 羅貫中/立間祥介・訳「三国志演義 3」(角川ソフィア文庫)読了。この巻で曹操、劉備、関羽、張飛ら主要登場人物が次々と亡くなり、主人公は諸葛亮に。戦は小競り合いばかりになり、目玉は本巻ラストでの「孔明、孟獲を七たび捕えて七たび許す」くらいですか。それにしても南蛮平定のくだりはすごい。当時の漢民族が「蛮族」をどのように見ていたか、南蛮国をどのようにとらえていたかがようわかる。まあ漢民族から見たら野蛮人やろうけどさ、あまりにもひどい書きようなんですねえ、これが。抄訳版や、現代の作家が描くとマイルドになる。三国志演義の完訳版やからこそ、差別意識が生々しく描写されるのですね。もっとも横山版三国志は演義の完訳版以上にひどいキャラクター造形をしているけどね。横山版のコスチュームは、「蛮族」というより「原住民」。というわけで、次は最終巻。孔明と仲達の仕掛け合いが完訳版ではどう描かれているのかを楽しみにしよう。それにしても長いですねえ。だんだん読むのに疲れてきたよ。

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