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歴史・時代小説読みくらべガイド [読書全般]

 2日間たっぷり休んで、いきなり時間割いっぱいいっぱいの火曜日。このパターンは月曜祝日が多いと増えるんですよね。教師も生徒も例によってなかなか調子が上がらん。あの手この手でなんとか生徒を乗せていくしかないのです。
 放課後は超低速モードで事務作業。定時に退散。
 帰宅後は「ゲゲゲの鬼太郎」や「必殺仕事人」の録画を着々と見ていく。少しでも録画できる容量を増やしておかんと。毎日こんなんばっかり。
 大矢博子「歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド」(文春文庫)読了。ミステリの書評家として知られる著者による歴史小説と時代小説のブックガイド。テーマ別に様々な作品を紹介している。その冊数はなんと488作。その読書量には驚かされる。しかもちゃんとその内容を覚えていて、とにかくいかに面白いかを自然体の文章で伝えてくれる。もう好きで好きでたまらんという感じなんですね。各章のタイトルは歌のタイトルや有名な言葉のダジャレになっているという趣向も楽しい。「三国志」をあつかった小説を紹介した章は「三国な戦士のテーゼ」、遊郭を舞台にした小説を紹介する章は「不思議の国のありんす」てな調子。
 むろん紹介してへん小説はこの数倍以上あるやろう。ジャンル書評というのは玉石混交の作品群から玉をより出して皆様にお見せするというものやからね。ジャンル書評を長年やっていた私がいうんやから間違いない。そう考えると、主たる戦場のミステリ小説も含めて、どれだけ読書に時間を費やしていることやら。いやまったく恐れ入る。そして、紹介されている本を読みたくなるのです。ああもう未読の本が山とあるのに、これ以上増やしてどうするの。でも、実は往々にして紹介されている本のほとんどはこういう本に書かれている紹介文よりもつまらなかったりすることがままあるのです。
 読書ガイドを読む前に、手持ちの本をがしがし読んでいきたいものです。今はお仕事で本を読むことはほとんどないしね。それから書く方も、ね。

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