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一周忌に父が呼ぶ? [日常生活]

 今日は天皇誕生日。父の一周忌の法要を営む。父の命日は来月初めなんやけれど、こういうものは当日以前に営むことになっているらしい。本来ならば親族や知人を招いてお寺さんに読経してもらう中、焼香をしたりしてから、場所を移して仕上げ膳を行い、故人に献杯してありし日を偲んだりするもんなんやけれど、残念ながら新型コロナウィルス禍の今、そんな多くで会食なんてできるわけもない。
 というわけで、親族には断りの手紙を送り、百箇日と同様、家族だけでこじんまりとすることにした。仕上げ膳も弁当を妹が手配してくれて、法要のあとそれを持ち帰って食べるということにした。
 妻と上洛。緊急事態宣言はまだ解除されてへんというのに、阪急の特急はけっこう混んでいて座れず。明らかに去年の5月の四十九日の法要の時とは違う。あの時は河原町通りなどのメインストリートにも人っ子ひとりいない閑散とした街の様子に驚かされたもんやったけれど、あの時よりも感染リスクは高くなっているというのに、この人出。マスクをして手指消毒をしてたらそれでよしという感覚なんやろうな。自粛疲れの反動がきているにしても、もう少し警戒心を持ってもよさそうなのものやのに。
 昼前にお寺に着き、母や妹たちと現地で合流。母は半年前の百箇日の時よりも弱っていて、焼香をする手にも力が入らない状態。それでもなんとか最後まで持ちこたえていたかに見えた。お供えの品と弁当を家族で分けて、母を妹の自動車に乗せて、これで無事終了とほっとしたところで、突然母が苦しみ出し、救急車を呼んで救急搬送。幸い以前入院していた病院が受け入れてくれ、長時間の検査。我々子どもたちは母の検査が終わるまで長時間待つしかなかった。一周忌で極楽から父が母を呼んだのか、母が父のもとに行きかけたのか。なんて日頃不信心な私もそんなことを考えてしもうた。いや、合理的な理由があって苦しみ出したんですけどね。
 心臓などが弱っていたのに加えて、久々の外出、しかも普段とは違う場面での緊張感など、様々な要因が重なって発作として現れたようで、しばらく入院することになった。コロナ禍のため、この間の面会は許されず。日常に戻ったかのような電車の様子と医療現場の意識との差を感じる。
 母の入院が決まり、夕刻帰阪。夕食に弁当を食す。和久傳の鯛ちらしと美濃吉の祇園弁当という普段やったら絶対口にしない上等なものに舌鼓。ただ、やっぱり疲れてたんやね。食後、ちょっとベッドに横になったらすっと寝てしもうた。
 起きてパソコンに向かう3日ぶりくらいにまた突如ネットに接続。いったいどういうからくりなわけですか。今日はトップページも更新できるぞ。やれやれ。

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