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プロ野球助っ人ベストヒット50 [読書全般]

 今日は定休日。先週は定休日が祝日で1日損をしたような感じやったけれど、今週はありがたい。1日出勤してまた2日休みとなると、お山の学校の生徒はどれだけモチベーションを下げたまま登校するかと思うと、出勤してたらきっときつかろうと思うのです。
 午前中はそれでも仕事関連でDVDを見たりする。「映像で見る社会」は次の時間に「火の鳥」を見終わるので、次は何を見せようかとあれこれと考えていたんやけれど、今日やっと決めた。それが何かは今のところは伏せておきましょう。
 午睡のあと、夜はナイター中継を見る。今日はサンテレビ。ものすごい投手戦。ドラゴンズの大野雄投手が9回をパーフェクト。で、タイガースの青柳投手も9回を2安打無失点。息詰まる投手戦というけれど、パーフェクトを食らいながらまだ負けてへんという展開の試合はめったに見られるもんやない。しかも延長10回に佐藤輝選手がパーフェクトもノーヒットノーランも打ち砕く二塁打を打ったりなんかするんやもんなあ。10回裏、青柳投手は力尽きるようにサヨナラ負けを喫したけれど、10回まで投げて1失点なんやから、責められん。負けたのは残念やったけれど、悔しいというよりもすごいもんを見せてもろうたと思うので、それほど悔しくはなかったかな。
 中溝康隆「プロ野球助っ人ベストヒット50」(ベースボールマガジン社)読了。著者は野球関係のブログを書いていて発掘されたライター。本書は著者の思い出に残る外国人選手50名について、それぞれの野球人生を綴ったもの。記者出身というわけでなく、直接取材したわけでもない。ひたすら文献を読みこんでまとめたもので、直接の取材もなしにここまでかける著者の力量には感服するしかない。ただ、どうしても年代の差というものがあって、ほとんどの選手は1980年代以降に活躍した選手。1970年代に活躍したラインバックやマニエル、シピンやソレイタ、クライド・ライトなどの個性的な選手がとりあげられてへんのは残念。著者は1979年生まれやから、確かに70年代の選手には懐かしさは覚えんのやろうなあ。ホーマー、オグリビー。ガリクソン、アニマル、ブライアント、デストラーデ、クロマティ、オマリー、バース、ブーマー、ラミレスなどなどとりあげた選手は多士済々。それらの選手のエピソードをすべて文献などから拾い出してまとめあげたんやから、記憶にない60年代から70年代の選手も同様にしてまとめるだけの力量はあるやろう。続巻があるとしたら、ぜひ著者の記憶にない選手も自らの手で掘り起こしていただきたいと思う。

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