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怪談・すっぽん駕籠 [読書全般]

 今日は定休日。昨夜録画した深夜アニメを見たり、映画「ひまわり」(字幕スーパー版)をブルーレイにダビングしたりしながら朝食。その後、パソコンに向かう。無性に眠くなり、寝床に。午睡の前倒しをする。
 昼前に起きる。新しい洗濯機を配達しに来てくれはってすぐに設置してもらう。その後昼食。食後は午睡の続きのつもりやったけれど、眠くならなんだのでずっと読書。
 夜はナイター中継。今日はサンテレビ。解説は掛布さんと濱中さん。掛布さんの解説をローカルで独占して聴けるんやから、ほんまに贅沢です。試合は……とにかく打てん。ドラゴンズ大野投手の前に完封負け。いつまでロドリゲスを三番打者で起用するのか。きょうなんか2つも併殺打。ロハスJr.が調子を上げてきているんやから、使うたってやとか思う。
 試合が早く終わったので、またしばらく読書。
 台風が近づいてきている。近畿には接近してこないみたいやけれど、明日は雨模様。ベランダに出ると風が強くなってきてますね。
 田中啓文「貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠」(徳間文庫)読了。シリーズ第2巻。今回は駕籠屋の良太と牛次郎が初登場。すっぽんの化身を名乗る客を乗せてしまい、その客が水死体となって発見されたために、駕籠屋に嫌疑がかかる。絵師の幸助とお福旦那が協力して事件を解決する「駕籠屋怪談」、嬢さんの病の原因を丁稚の亀吉たちが探り出そうとする「千羽鶴の謎」、偽作の掛け軸をつかまされてしまう事件が続発。幸助の兄弟弟子が事件に関わっていることから偽作事件を幸助とお福旦那が解決に乗り出す「怖い絵」の3編を収録。前作と同様、「読む落語」という感じの連作に仕上がっている。時代小説としても、ミステリとしても手堅くまとまっている。とにかく田中さんの時代小説のシリーズは外れがない。ただ、このシリーズは手堅過ぎて大当たりもないという感じがするので、今後はお福旦那の正体などがあかされていくとこらへんを楽しみにして待ちたい。ここまで正体を明かさんからには、落語ファンもうならせる「サゲ」があるに違いないと期待してますよ。

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