新・平家物語(十) [読書全般]
今日は定休日。朝から録画がたまっているアニメを少しでも多く見る。先週の火曜日は時間割変更の関係で出勤したので、その時に見られなんだものも2週分連続で見たりする。
そのあとはパソコンに向かう。休日やけれども教材作成をせんならん……と思うていたけれど、明日は短縮授業で急いで教材作成をする必要がなくなった。やれやれです。
午後は午睡。夕刻起きて、社説のダウンロードなど。夕食後はスマホをいじったり読書をしたり。やっとこさ一冊読み切る。
明日からぐっと冷えこむとのこと。出勤時は完全にまだ夜という感じになってきている。あと10日くらいで冬至か。それでも2月はじめくらいまでは暗い中を出ていかんならん。やれやれです。
吉川英治「新・平家物語(十)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。本巻ではついに木曽義仲が鎌倉の源氏軍に敗れ去る。ここでも作者は後白河院の老獪さに翻弄される武士の姿を丹念に描く。義仲は摂関家の冬姫に恋慕をするが、院は姫を生贄として義仲に差し出される。宮中から見放された冬姫が今度は義仲にすがっていく姿はなんとも哀しい。義仲のさらし首は、彼が欲望のままに女とした山吹が弔う。理性よりも欲望や感情が先だった木曽義仲を最後に弔ったのが、その欲望の餌食となって人生を狂わされたと恨みもし、またそれゆえに義仲を独占したいと願う女性であったというところに、作者の義仲に対するスタンスが表われているんやろう。そして、義仲の去った都に入ってきた次の主役は源義経。医師の麻鳥がここでまたもや重要な役割を担うことになってくる。次の巻からは義経がしばらく主役となっていくんやろう。ここまで義経には終始好意的な作者やけれど、いずれ滅び去るこの若武者がどう描かれていくのか。
それにしてもやはり長いなあ。覚悟して読み始めたんやけれど、まだ先は長い。ちょっと読み疲れてきたけれど、面白いことには違いないんでとことん付き合いますとも。
そのあとはパソコンに向かう。休日やけれども教材作成をせんならん……と思うていたけれど、明日は短縮授業で急いで教材作成をする必要がなくなった。やれやれです。
午後は午睡。夕刻起きて、社説のダウンロードなど。夕食後はスマホをいじったり読書をしたり。やっとこさ一冊読み切る。
明日からぐっと冷えこむとのこと。出勤時は完全にまだ夜という感じになってきている。あと10日くらいで冬至か。それでも2月はじめくらいまでは暗い中を出ていかんならん。やれやれです。
吉川英治「新・平家物語(十)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。本巻ではついに木曽義仲が鎌倉の源氏軍に敗れ去る。ここでも作者は後白河院の老獪さに翻弄される武士の姿を丹念に描く。義仲は摂関家の冬姫に恋慕をするが、院は姫を生贄として義仲に差し出される。宮中から見放された冬姫が今度は義仲にすがっていく姿はなんとも哀しい。義仲のさらし首は、彼が欲望のままに女とした山吹が弔う。理性よりも欲望や感情が先だった木曽義仲を最後に弔ったのが、その欲望の餌食となって人生を狂わされたと恨みもし、またそれゆえに義仲を独占したいと願う女性であったというところに、作者の義仲に対するスタンスが表われているんやろう。そして、義仲の去った都に入ってきた次の主役は源義経。医師の麻鳥がここでまたもや重要な役割を担うことになってくる。次の巻からは義経がしばらく主役となっていくんやろう。ここまで義経には終始好意的な作者やけれど、いずれ滅び去るこの若武者がどう描かれていくのか。
それにしてもやはり長いなあ。覚悟して読み始めたんやけれど、まだ先は長い。ちょっと読み疲れてきたけれど、面白いことには違いないんでとことん付き合いますとも。
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