ワインレッドの追跡者 [読書全般]
今日も好天。朝は早めに起き、昨夜録画したアニメ「ザ・ファブル」などを見る。「ザ・ファブル」はむやみに面白く、二度も見てしもうた。その後、午前中はずっと読書。昼食後、午睡。夕刻起きて社説のダウンロードをしてから録画したデーゲーム中継を見る。今日の中継はMBS。鳥谷さんと狩野さんが解説なんで関西ローカルですね。残念ながら中継延長はなし。試合は同点のまま延長戦に入ったので、見逃し配信をDAZNで見る。今日もリードしながら追いつかれ、サヨナラ負け。負の連鎖が続く。ファームではサトテルがまたタイムリーを打っている。DHでええからサトテルをすぐにでも昇格させて起用しようよ、岡田はん。
アリスン・モントクレア/山田久美子・訳「ワインレッドの追跡者 ロンドン謎解き結婚相談所」(創元推理文庫)読了。シリーズ第4巻。今回は、結婚相談に訪れて断った女性がなぜかアイリスの部屋で銃殺死体で発見され、アイリスが容疑者として逮捕されてしまう。グウェンは主治医からこれまでのように事件に首を突っこまないよう注意され、動きが取れない。かつての情報部の上司の力で釈放されたアイリスは、自力で人脈をフルに使い、真犯人を探し出そうとし、グウェンは自分に近づいてきた謎の女性について調べ始め……という話。これまで以上にアイリスやグウェンの過去に踏みこんだストーリーとなっていて、シリーズが長期化するという感じがしてきた。殺された女性の正体を暴かなければ真犯人も探しようがない。第二次大戦中の独ソ諜報戦や、戦後のポーランド独立など歴史の暗部に触れながら真相が暴かれていく様子はなかなかスリルに富んでいて、これまでの作品とは幾分趣を異にしている。作者がその筆力の幅を広げてきたということだろう。事件から身を離していたグウェンが最後に活躍するところなどは、このコンビがどんどんと近づいてきている様子を示していて興味深い。すでに第5巻は昨年刊行されているそうなので、邦訳を楽しみに待ちたい。
アリスン・モントクレア/山田久美子・訳「ワインレッドの追跡者 ロンドン謎解き結婚相談所」(創元推理文庫)読了。シリーズ第4巻。今回は、結婚相談に訪れて断った女性がなぜかアイリスの部屋で銃殺死体で発見され、アイリスが容疑者として逮捕されてしまう。グウェンは主治医からこれまでのように事件に首を突っこまないよう注意され、動きが取れない。かつての情報部の上司の力で釈放されたアイリスは、自力で人脈をフルに使い、真犯人を探し出そうとし、グウェンは自分に近づいてきた謎の女性について調べ始め……という話。これまで以上にアイリスやグウェンの過去に踏みこんだストーリーとなっていて、シリーズが長期化するという感じがしてきた。殺された女性の正体を暴かなければ真犯人も探しようがない。第二次大戦中の独ソ諜報戦や、戦後のポーランド独立など歴史の暗部に触れながら真相が暴かれていく様子はなかなかスリルに富んでいて、これまでの作品とは幾分趣を異にしている。作者がその筆力の幅を広げてきたということだろう。事件から身を離していたグウェンが最後に活躍するところなどは、このコンビがどんどんと近づいてきている様子を示していて興味深い。すでに第5巻は昨年刊行されているそうなので、邦訳を楽しみに待ちたい。
コメント 0