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ムーティは丸くなった? [音楽]

 今日の午前中は昨夜録画したアニメ「火の鳥」の再放送や昨年の暮れに録画した「Fate」の特番などを見、少し読書してから昼には妻とお雑煮を食べる。正月なんやなあ。
 それから昨日録画した「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」を見る(聴く?)。今年の指揮者はすっかり巨匠然としたリッカルド・ムーティ。もう何度もニューイヤーの指揮台に立っていて、今年のプログラムは「ウィンナ・ワルツ、ポルカ名曲集」に必ず入っているような曲が中心。「ジプシー男爵」序曲とか、「トリッチ・トラッチ・ポルカ」とか「アンネン・ポルカ」とか「加速度円舞曲」とか。若手指揮者はよく「こんなん聴いたことない」というような曲を引っ張り出してくるし、若き日のムーティもそうやった。しかも四角四面の指揮で優雅さもチャーミングさもないウィンナ・ホルツを聴かせていたもんやった。そやけどさすがに年を取って丸くなったか、第一部の「加速度円舞曲」なんかおお、こんなにゆったりと演奏できるんやと驚かせてくれた。でも、どのワルツもコーダのところで引っ張ってまるでベートーヴェンの交響曲のコーダみたいに終わる。巨匠と呼ばれるようになったからというていかにも巨匠然とした重々しさを出さんでもええのに。まあそれでも若き日のムーティとは違うぞという感じではありました。
 ウィンナ・ワルツやポルカをたっぷり楽しんだ後は午睡。夕刻起きて、やはり昨年の暮れに録画したMBS「上方漫才トラディショナル」を少しだけ見る。なにしろ36組の漫才師が出演しているという番組なんで、一気に見るのはさすがにしんどい。途中まで見て、残りは明日以降。夕食後は読書など。大好きなウィンナ・ワルツや漫才を堪能した一日になりました。
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