横綱照ノ富士の引退 [大相撲]
今日は定休日。午前中は昨日の深夜までのアニメを見る。数が多くて疲れた。これでも月曜日が休みやったから日曜までのものはそこで見ているんで、まだ少ない方。来週は月曜から出勤なんで、もっと多くなるのか。見なくてもええと思うもんを早く決めて、絞りこまんとな。
昼食後、午睡。夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから、録画した大相撲初場所5日目を見る。照ノ富士が途中休場という。せっかく横綱土俵入りが見られていたのに、来場所はどうなるのかな。見られたらええのにな、などとこの時点ではのんきに構えていた。豊昇龍が熱海富士の捨て身の小手投げに敗れて1敗。ついに役力士の勝ちっ放しがいなくなる。琴櫻は正代に力なく敗れ、大の里も王鵬に逆転負け。場所前の予想とはかなり違う展開になってきた。勝ちっ放しは王鵬、千代翔馬、玉鷲、金峰山。優勝経験があるのは玉鷲だけ。王鵬は着実に力をつけているなあ。
夕食後、スマホをいじったり読書をしたり。あまり読書は進まず。と、スマホにニュース速報が。なんと照ノ富士が引退の意向を示したとか。今場所に力士生命をかけるようなことを言うていたから、休場したということは確かに引退を意識したということに気がつくべきやった。何が来場所は土俵入りが見られるかな、ですか。あ、豊昇龍が優勝したら新横綱の土俵入りが見られるかも。
というわけで照ノ富士ですが、私の記憶では54代横綱輪島を見たのが一番古く、20人の横綱を見てきたけれども、その中で一番精神力の強かった横綱やないかと思う。最初に入門した間垣部屋では親方の二代目若乃花(幹)が病気で指導ができにくい状態。そして部屋をたたんでしまう。そこから伊勢ヶ浜部屋に移り、稽古相手にも恵まれて大関にまで駆け上がるけれど、ひざの怪我や糖尿病で休場が続いて序二段にまで番付を下げてしまう。引退を申し出ても師匠は再起を促し、そこから一気に駆け上がって横綱にまで上り詰めた。おそらく今後もここまでの上り下りの差の激しい力士は出てこんやろうと思う。そして、横綱に昇進後は休場が続いても出場した場所では優勝して横綱の底力を見せつけ、目標としていた通算10回優勝と過去の名横綱、栃錦、初代若乃花(幹)、北の富士などと並んだ。あの白鵬でさえ晩年は「横綱は勝たねばならない」と立ち合いにビンタまがいの張り手、かちあげと称するエルボースマッシュなどおよそ品のない技を繰り出したものやけれど、照ノ富士にはそういうところもなかった。あくまで自分らしい相撲を取り切ろうという意志が感じられた。ほんま、えらい横綱やったと思う。おそらくしばらくは横綱の特権で照ノ富士親方、そして師匠の定年退職後は伊勢ヶ浜部屋を継ぐということになるんやろうと予想している。お疲れさまでしたと、心からねぎらいたい。ほんま、よう頑張らはった。
1月19日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
昼食後、午睡。夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから、録画した大相撲初場所5日目を見る。照ノ富士が途中休場という。せっかく横綱土俵入りが見られていたのに、来場所はどうなるのかな。見られたらええのにな、などとこの時点ではのんきに構えていた。豊昇龍が熱海富士の捨て身の小手投げに敗れて1敗。ついに役力士の勝ちっ放しがいなくなる。琴櫻は正代に力なく敗れ、大の里も王鵬に逆転負け。場所前の予想とはかなり違う展開になってきた。勝ちっ放しは王鵬、千代翔馬、玉鷲、金峰山。優勝経験があるのは玉鷲だけ。王鵬は着実に力をつけているなあ。
夕食後、スマホをいじったり読書をしたり。あまり読書は進まず。と、スマホにニュース速報が。なんと照ノ富士が引退の意向を示したとか。今場所に力士生命をかけるようなことを言うていたから、休場したということは確かに引退を意識したということに気がつくべきやった。何が来場所は土俵入りが見られるかな、ですか。あ、豊昇龍が優勝したら新横綱の土俵入りが見られるかも。
というわけで照ノ富士ですが、私の記憶では54代横綱輪島を見たのが一番古く、20人の横綱を見てきたけれども、その中で一番精神力の強かった横綱やないかと思う。最初に入門した間垣部屋では親方の二代目若乃花(幹)が病気で指導ができにくい状態。そして部屋をたたんでしまう。そこから伊勢ヶ浜部屋に移り、稽古相手にも恵まれて大関にまで駆け上がるけれど、ひざの怪我や糖尿病で休場が続いて序二段にまで番付を下げてしまう。引退を申し出ても師匠は再起を促し、そこから一気に駆け上がって横綱にまで上り詰めた。おそらく今後もここまでの上り下りの差の激しい力士は出てこんやろうと思う。そして、横綱に昇進後は休場が続いても出場した場所では優勝して横綱の底力を見せつけ、目標としていた通算10回優勝と過去の名横綱、栃錦、初代若乃花(幹)、北の富士などと並んだ。あの白鵬でさえ晩年は「横綱は勝たねばならない」と立ち合いにビンタまがいの張り手、かちあげと称するエルボースマッシュなどおよそ品のない技を繰り出したものやけれど、照ノ富士にはそういうところもなかった。あくまで自分らしい相撲を取り切ろうという意志が感じられた。ほんま、えらい横綱やったと思う。おそらくしばらくは横綱の特権で照ノ富士親方、そして師匠の定年退職後は伊勢ヶ浜部屋を継ぐということになるんやろうと予想している。お疲れさまでしたと、心からねぎらいたい。ほんま、よう頑張らはった。
1月19日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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