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第37回NHK上方漫才コンテスト [演芸]

 今朝から体中が張っていて仕事にならん。それでも来年度入学の生徒についての中学校訪問という大切な仕事があるから、なんとか午前中だけでもと思い、出勤。ここでちゃんとしとかんと、入学してからいろいろと困ることも出てくる。午後からは入試業務にかかわる代休を活用して早退する。帰宅後、すぐに寝床に入り、夕食直前まで睡眠をとった。
 少し楽になったので、「第37回NHK上方漫才コンテスト」をテレビで見る。笑いは体にええんよ、ほんまに。実力派のアジアン、千鳥を抜いて最優秀賞を獲得したのは「プラスマイナス」のコンビ。ボケとツッコミのテンションががんがん上がっていく漫才で、同じネタを前に見たんやけれど、気合が空回りするようなことがなくなっていて、とても楽しい漫才やった。アジアンは馬場園の体調が悪いのかもうひとつ乗り切れてなかったし、千鳥はうまいしおもしろいんやけれど、今回に関してはもうひとつテンションを上げてほしかった。スマイルはアホ芸が空回りしている感じがしたし、天津はネタも間もええけれど、最後に盛り上げる前に制限時間がきてしもうた感じがする。
「NHK上方漫才コンテスト」の結果は、毎年「そらないで」と思うんやけれど、今年に関しては順当かな。


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小林恭治の死 [追悼]

 声優の小林恭治さんの訃報に接する。享年75。死因はクモ膜下出血。
 新聞の訃報欄では「おそ松くん」のイヤミ役、「ひょっこりひょうたん島」のダンディ役が強調されていて、確かにこの2つの役の声は私も耳になじんでいた。イヤミ氏の「うひょひょひょ」という笑い声は子ども心に印象に残っているし、ダンディのクールさも小林さんの声あってという感じやろう。
 ただ、私の世代やと、それ以上にNHKの科学番組のナレーターとしての印象のほうが強いんやないやろうか。「四つの目」「ウルトラアイ」などで拡大シーンやスローモーションシーンが出てくると、小林さんがあの優しく深いええ声でわかりやすく説明してくれる。なんというんですか、説得力のある声というたらええんかな。安心感を与えてくれる声というたらええんかな。時たま他の番組でナレーションを担当しているのを聞いたら、まるでそれが「ウルトラアイ」とちゃうかと思うてしまうくらいやったね。
 声優というてもいろいろな仕事があると思うけれど、ドキュメント番組のナレーションでの第一人者やったと思う。なにしろ、科学番組などのVTRで小林さんと違う人がナレーションを担当してたら、なんやしらん違和感があるもんな。それくらいの存在感のあるナレーターやったと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。


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