センバツ大会歌 [時事ネタ]
今日は休暇をとって1日ゆっくり休む。昨日まで腹の調子が悪かったんやけれど、今日はかなりましになった。休みの日で家にいてる時は必ず午睡するよう心がけているからね。ちいとは疲れが取れたんやないかい。
朝、食事をしながら「選抜高校野球大会」の開会式をテレビでなんとなく見ている。私はプロ野球は好きやけれど、高校野球はテレビでは見たくない。部活で生徒ががんばっているのを見るんやったらともかく、テレビのコンテンツとして高校野球はあまり魅力的やないという理由は以前日記に書いたので省略、したいところなんやけれどブログ化してバックナンバーを探しにくくなってるので簡潔に書く。「プロ野球を見慣れた目には高校生の技量の未熟さに耐えられない」、以上。
とはいえ、夏の大会の開会式は好きなんです。なんでやろう。出場校数が多いから、とにかくその量に圧倒される。それと、青い空、暑い太陽、汗だらだらという甲子園であの名曲「栄冠は君に輝く」を聞くと、なにか爽快な気持ちになるやないですか。「センバツ」はその年のヒット曲を行進曲に編曲したりするのが趣向なわけやけれど、もとの曲が平凡やとまったく印象に残らんということになる。今年はTOKIOのなんちゃらいう曲(曲名すら覚えとらん)で、これがまたぜんぜん印象に残らんメロディでありました。今年の一番の話題曲はそれよりも「おふくろさん」でしょう。違うか。
とにかくなんとなく行進を見ながら「栄冠は君に輝く」はやっぱり名曲やなあ、歌詞も格調高いなあなどとぼーっと考えていたら、開会式の最後の「大会歌」が始まった。私は、この曲けっこう好きなんです。「陽はまいおーどーる、こおしーえーん」と朗々と始まって「ラ、まいにーち。ラ、たいかーい。ラ、ラ、ラ、ラ」としめるこの歌はちょっと荘厳な雰囲気を漂わせていて、余韻が残るのは「栄冠は君に輝く」よりこっちかな。
と思うたら、似ても似つかん格調もへったくれもない今時のクサい歌謡曲が流れてくるやないですか。テロップを見たら、「阿久悠・作詞、谷村新司・作曲」やて。あー、長いこと「センバツ」の開会式なんか見てなかったから、大会歌がいつ変わったかも知らなんだ。調べたら、なんと1993年から「今ありて」という現在の大会歌に変わっているのね。私は少なくとも15年は「センバツ」の開会式を見てなんだということがはっきりした。
というわけで今さらぼやいても15年遅いんですけれど、こういう大会の曲はもう少し格調高いものにしてほしいなあ。いっそのこと、歌詞はそのままで千住明さんあたりに曲を作り直してもろうたらどないですやろ。あかんか。