不健康診断 [日常生活]
今日は午前は新入生の健康診断、午後は教職員の健康診断があった。胃検診でバリウムを飲むのにもすっかり慣れた。
今年から健康診断をする医療機関も入札制になったとかで、検尿や血液検査、心電図などは新しい業者(というてええのかな)、X線は以前からの業者という変則的な体制です。
こんなもんは早いこと始めて早いこと終わってほしい。というので受付の15分前には列に並ぶ。衣類の着脱もすばやくできるようにと上着は職員室において、薄着で待っていた。
ところがですね、学校の廊下というのは風が流れる上に日当たりが悪く、実に寒い。しかも今日は急激に気温が下がり、数日前までの陽気とはえらい違いや。そして、新しい業者のミスで検尿セットが届いておらず、取りに行って帰ってくるまで30分以上待たされた。
業者がひとつの時は、慣れたところなんで検査員も多めに配置しているし流れもスムーズや。ところが今回みたいにふたつの業者が手分けするような形になると、流れが悪い。しかも新しい業者が落札するために見積もりを低めに設定できたのは、人件費を抑えたからやろうというのが、おおかたの推測ですわ。例年なら複数の検査員が手際よく検査を進めていったのに、新しい業者は一箇所に一人という配置。非常に効率が悪く、薄着のまま2時間近く検査の列に並んだり移動したりを繰り返していた。
談合や癒着の疑いを持たれんように入札という形で決めることにしたんやろうけれどね、提示した値段が安いというだけの理由で業者を選定したんと違うかな。サービスの質なんかは完全に無視してるね、これ。
ところで、夕方からくしゃみが出るようになり、今は洟をずるずるいわせながらこの日記を書いている。どうやら廊下で長いこと立っていたのがいかなんだらしい。健康診断で風邪をひいてしまうとは本末転倒。とんだ不健康診断やった。