大量買占め [日常生活]
5回表を終わったところで7-1とリードしていて、相手のエースがアクシデントで降板して浮き足立っていたというのに、試合が終わったら7-9で負けているというのはもうなんと表現していいのやら。タコなぐりにして瀕死の重症を負わせておきながら、とどめをさすかわりに心臓マッサージと人工呼吸を施して蘇生させたら、相手は蘇生したどころかすっかり元気を取り戻し、そこへわざわざ栄養剤をのませてあげて、逆にぼこぼこにされて動けなくなったという感じか。なんか釈然とせんぞ。
昨日の日記に書いた「週刊朝日」やけれども、仕事帰りに天神橋筋六丁目の駅に立ち寄り、売店のおばちゃんに「週刊朝日あらへん?」とたずねたら、こんな答が返ってきた。
「あれなあ、一人の男の人が全部買うていったで。全店(たぶん天六の駅売店すべてという意味でしょう)売り切れなんよ」
おおお、やっぱり買占めですか。帰宅して火曜日の新聞を引っ張り出し、「週刊朝日」の広告を見たら、大見出しでは吉本興業のお家騒動と某学習塾の塾長が一夫一婦制を否定しているという記事がめだっていた。そやけど、吉本興業の記事は他の週刊誌もこぞってとりあげてるし、いくら全国展開をしている塾とはいえ、駅売店からコンビニから大手チェーン書店から商店街のスーパーの2階の本屋から駅前のじいちゃんが家族で経営している小さな書店から根こそぎ買い集めるほどの財力と人手があるやろうか。
広告を見ると、少し小さめの見出しではあるけれど、某巨大宗教団体の会長と中国の首相が会談した理由とやらが記事として載っている。これちゃうかなあ。どんな内容かは知らんけれど、根こそぎ買い占めるだけの資金と動員力があるとしたら、この団体でしょう。
くそー、どんな記事が書かれていたかは知らんけれど、人の毎週のささやかな楽しみを一方的に奪う権利はないぞー。
明日、妻に頼んで朝日新聞の販売店に電話して、新聞社から取り寄せてもらえるようにでけんか聞いてもらうことにする。ほんま、これは言論の自由や知る権利に対する暴力的な妨害以外の何ものでもない。どこの団体であっても、こんなことをしてええはずはないよなあ。