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木炭の下に新聞紙 [日常生活]

 今日は遠足。私は担任をもってへんので、本来ならば学校待機という役どころなんやけれど、障害児学級の生徒が自力で集合場所に行かれへんので、校門前で待ち合わせ、新大阪の駅まで連れていき、さらに現地に同行して状況に応じた対応をし、帰りの解散場所である新大阪駅から校門まで連れていく……つまり遠足についていったわけです。
 クラス単位の遠足なんで、本来ならその生徒の所属しているクラスの担任の先生と副担任の先生だけが引率者なわけやけれど、私も同行して、引率教師は3人。もっとも、ほとんどすべてが初対面の生徒ということで、これはこれで私も生徒もいろいろと気を遣うのですね。それだけにどう指導すべきかなんていうのは、担任の先生にいちいち確かめんならん。おじゃま虫が好き勝手にふるまうと生徒も混乱するしね。まあ次第に打ち解けてきたらお互いに地金が見えてくるし、担任の先生の指導方針もわかってくるんやけれど。
 てなわけで、どこに行ってきたかというと、琵琶湖畔の松の浦というところ。JR志賀駅から歩いてすぐのところで、写真で見ていただければ一目瞭然やけれど、実に広々として景色のええとこや。


 琵琶湖なんて何年ぶりかなあ。20年近く行ってへんのやないやろうか。大学生のときに和邇浜で泳いだ記憶はあるけれど、それ以来行った覚えがない。今日は湖岸でバーベキューをしたんやけれど、最近の高校生はキャンプや合宿で飯盒炊爨をしたりという経験に乏しいのですかねえ。コンクリートのかまどにいきなり新聞紙をしいてその上に木炭を並べてる生徒がいるかと思うと、別のかまどでは木炭と丸めた新聞紙をみっちり詰め込むようにしていたりする。これはさすがに見かねて木炭の置き方、着火剤の使い方、新聞の有効的な利用法などを教える。まてよ、彼らは去年はホームルームの合宿でカレーライスを作っているはずやぞ。学習してへんのか君らは。
 火さえおこれば後は焼くのみ。焼肉屋でバイトしている生徒がいて、裏返すタイミングなんかは絶妙やったりする。私が普段生徒に進路指導するときによく言うのが、「金を払って習うより、金をもらって学べ」ということなんやけれど、これこそその実例ですな。
 てなわけで、ひたすら肉を焼きただただ食う。こんなに焼き肉を食べたのは3月に部活動で淀川の川岸でバーベキューして以来やな。
 私は私生活では焼き肉を食わんという事実が判明してしもうたな。ベジタリアンというわけでは決してないんですけどね。


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