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帰ってきた「ダメ虎」 [プロ野球]

 本日タイガースはカープにまたも負けまして、7連敗となりました。
 先発投手が相手に先に点を与える。打線はランナーは出すけれどチャンスにヒット1本が出なくて得点できない。ようやく追い上げたかと思うたら、リリーフ投手が簡単に追加点を与えて敗戦を決定的なものにする。
 なんや懐かしくありませんか。そう、あの「ダメ虎」と呼ばれていた時代のタイガースですよ。詳しくは「愛すれどTigers」の古いページを見てくださいな。当時の「ダメ虎」ぶりがリアルタイムで書かれてますから。
 今年なんか、野球評論家から「1位と2位は中日と阪神で決まり、3位の座を他の4チームで争う」とか言われてましたからね。先発投手陣6人のうち、昨年までローテーションに入っていたのがただ1人だけという状況で、そう多くは望めんと思うていたけれど、いやはや、悪循環に陥ると、ここ数年の強さは何やったんかというようになるんですな。
 2002年以降にタイガースファンになった方たちにとっては、これは試練かもしらんけど、私や同世代のタイガースファン(子どものころからのファンですね)にとっては、昔のタイガースが今のユニフォームを着てよみがえったみたいですな。というか、今年のユニフォームは「ダメ虎」時代のカラーを再現したりしてますからね。金本でもこの色のユニフォームを着たら「ダメ虎」になってしまうんやろうか。
 負けたら腹は立つよ。そやけど、自分のよう知ってるタイガースが戻ってきたみたいで、なんとなく安心してしまうような気分もあるのです。まあ、打線は水物やから、そのうち打ち出すでしょう。怖いのは、ここで集中力が切れて負けるのが当たり前になってしまうことやね。そしたらほんまに「ダメ虎」に戻ってしまう。いくらなんでもそうなってほしくはないわけで、ここらあたりの矛盾した感情は、これは長年タイガースのファンを続けてきた人にしかわからんやろうなあと思います。


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