テレビ局のHDDレコーダー対策 [テレビアニメ]
読書感想文「吉本興業の正体」(増田晶文)を新規更新しました。
この連休はほんまにビデオを見倒した。4月に第1話を見てからずっと録るだけ録って見てなんだアニメ「キスダム」や「ブルードラゴン」なんかを1ヶ月分まとめて見たりとか、劇場版の「クレヨンしんちゃん」を見たりとか。もっとも、「クレしん」はDVD-Rに保存されて複製されるのを警戒してか、変なところでCMを入れたり、明らかに大幅にカットしていたり(オープニングもエンディングもないんやで)していて、ダイジェスト版を見せられた感じ。ちゃんと見たかったらDVDを買うか借りるかしろということか。それにしてもあまりにむちゃくちゃな編集なんで、これは製作スタッフに対して失礼やろうと思う。テレビ局が創作物に対する敬意を全くというてええほど持ち合わせてないことをこれほど端的に示しているものはないね。
しかしまあ、これはテレビ局のHDDレコーダー対策としての最低限の防御策なんやろう。ただし、アニメやったらこういうことはできても、例えばジャニーズのタレントが出ている映画をこんな風にズタズタにできるかな。アニメの製作会社は、テレビ局に対してまだまだ弱いということか。力関係というものが感じられて、ほんまに嫌になるなあ。そのくせスタジオジブリの作品は「全編ノーカット放送!」なんてやったりするんやからなあ。シンエイ動画の製作する「クレしん」も「ドラえもん」も、テレビ朝日にしたら確実に数字の取れるコンテンツなわけで、シンエイ動画はテレビ朝日に何か弱みでも握られているんか。
とまあ、1ヶ月近く前にテレビ放送された映画について今ごろぼやいているというあたり、なんやピンボケですなあ。そやかて、忙しくてなかなか見る時間をとられへんだんやもんね。