実は親戚 [トリビア]
今日は母の日。妹が会食をセッティングしてくれて、妻ともども京都まで出かけ、鴨川の川床ですき焼きを楽しむ。
父が昨日法事に行ってきたということで、親族の近況みたいな話になる。父のいとこにあたる人物がいて、この人は草木染めの第一人者として日本国中をとびまわってる方なんやけれど、この人の娘さんがプロの漫画家になっていてかなり売れているという。妹はその話を以前にも聞いていたらしいが、その時はペンネームを教えてもらうてなかった(というか、父にはペンネームを使うという発想がない。私も本名で書いてますからね)らしい。
「ペンネーム、聞いてきた?」
妹がたずねると、父は「ひらがなで『ほしよりこ』いうんやて」と教えてくれた。
どこかで聞いた名前ですね。というわけで、携帯を使うて検索してみると、なんとあの「きょうの猫村さん」の作者であることが判明した。
私は、彼女が小さいときに会うたきりなんで、お互いにその存在は知っていても顔を見てすぐにわかりあえるということはないわけですが、妹たちは彼女が書いた作品の絵はがきなども持っているとか。そちらは本名ですけれど。
ネットで見る限り本名を公開してへんので、ここではすべてペンネームで書きますが、いやはやそうですか「猫村さん」の作者は実は親戚やったんですね。世の中わからんもんですなあ。
というわけで、帰宅してすぐにネット書店で「きょうの猫村さん」を注文しましたよ。意外なところに意外な親戚がいたりするもんですねえ。