第5回新世代漫才アワード [演芸]
昨日のブログで予告したとおり、「第5回MBS新世代漫才アワード」の感想などを書いておく。
優勝はアジアン。馬場園(左側の丸いほう)が元気やと、これくらいはいく実力派。ただし、今回の決勝の相手は矢野・兵動とハリガネロックというコンビ結成10年以上の中堅どころと戦わなならなんだというハンデを背負っていただけに、ようやったといえるやろう。
「M-1」とちがいトーナメント勝ち抜き戦という形式をとっているため、序盤でスマイルやとろサーモンが消えてしまうというようなことになるのと、コンビのキャリアは問わないという形をとっているため、中堅どころが有利になるのは否めない。例えば、これに大木こだま・ひびきやオール阪神・巨人なんてところが参加したらどうするのか。考えられんことやない。大ベテランが、自分たちの漫才が高校生たちにどれだけ受けるのか試してみたいと思うかもしれんではないか。
コンビの中には高校生審査員を意識しすぎて本領発揮でけなんだと思われるコンビもあるし、「M-1」と差別化を図ろうとして、「新世代」にかえって不利な条件を作ってしもうてるように感じた今回の「漫才アワード」でした。