なければほしい [時事ネタ]
「白い恋人」にしても「赤福」にしても、土産物としてはかなりおいしいと思うし、別に常備してんと気がすまんということはないにしても、あればけっこうばくばく食べてしまう。
発売中止になるというと無性に食べたくなるのが心理というもので、毎日毎日、新聞に「赤福」「赤福」「赤福」と書かれていると「食いたい食いたい」という気になるのですね。偽装やったとしても別にかまわん。今まで偽装されたものを食べてても、それでうまかったんやから、全然気にならん。
不二家が営業を自粛してたときには、「カントリーマアム」と「ホームパイ」をやたら食べたくなり、発売が再開されたのを知ってコンビニで購入し、職場に持っていって食べた。実にうまかった。別に「カントリーマアム」や「ホームパイ」まで偽装してたんやないんやから、製造発売を自粛せんでもと思うてた。
いやなに賞味期限切れの食べ物くらいなんということはない。なにしろ私らは子どものころからそれこそ人体に有害なものがどばどは入ってる菓子をばくばく食うていたんやから、チクロもPCBもカドミウムも水銀もダイオキシンも入ってへんのやったらそれでええやんと思うてしまう。高度経済成長時代はええ時代やったとか最近いわれたりしてるけれど、光化学スモッグも水俣病も四日市ぜんそくもイタイイタイ病もみーんな高度経済成長期の産物なんですよ。忘れたらいかん。
うーむ、こんなことを書いていたら、偽装でええから「赤福」がほんまに食べたくなってきたわい。