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府民の信頼 [時事ネタ]

 太田ふうちゃん大阪府知事が来年1月に行われる府知事選挙への出馬を断念したそうな。理由は府民の信頼を失うたからなんやて。
 さてここで問題です。ふうちゃん知事にとっての「府民の信頼」とはなんでしょうか。
 正解は、自民・公明・連合の支持のことです。つまりこれら諸団体の推薦が得られんという理由で、やる気満々やった3選出馬を断念したわけやね。
 そやけど、ほんまに府民の信頼を失うたかどうかは、実際に選挙をやってみんとわからんのと違うん。これまでは組織の力で当選してきたかもしれんけれど、意外と組織から切られても自分のやるべきことを果たしたいと出馬したら、無党派層が動くかもしれんよ。そのとき、ふうちゃん知事はほんまもんの大阪府民の知事になれるのと違うかな。
 私も妻も「やってみたらええのに」と新聞の見出しを見ながら言うていた。もっとも、私らがふうちゃん知事に投票するかどうかは別問題なんやけれど。
 それにしても、支持組織の推薦がなかったら何もでけへんというのは、最近流行の「改革派知事」とはまったく逆の現象ですな。「改革派知事」のすべてが正しいとは言わんけれど、どうもこういう天下り知事やとなんにも変わらんという感じはするね。
 個人の力量と関係なく、組織の協力なしには何もでけんということをとことん知り尽くしているという意味では、今回の出馬断念宣言でふうちゃん知事は自分の力量のなさと府民からほんまに信頼されてると思うてなかったことをはっきりと示したということか。
 そんな人が8年も知事をやってたというのは、ほんまによう言わんわ。


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