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球団の歴史 [プロ野球]

 今日は年末恒例の正月向けの買い物に行く。実家に持っていく手土産などを買わねばならんのです。去年は干支菓子を買うたなあ。今日は出がけに腹具合を悪くして苦しい思いをしつつ出発。梅田に着いて阪神百貨店の8階でタイガースカレンダーを買い、地階で手土産を買う。いやもう予想していた以上の人ごみで、空気が悪くなんやしらん気持ち悪くなった。品物を何とか選びカードで支払い。足元を見るとクレジットカードが落ちている。自分のカードは手元にある。思わず拾い「カード落とした人いませんか」と声をあげたけれど、誰も名乗り出ない。とりあえず店員さんに渡しておく。年末にええことしましたな。
 梅田の地下街に出たら、ほんまやったら決してええ空気とはいえんと思うのに、めちゃくちゃええ空気を吸うたような気がした。帰りは雨にあうし、ほんまきつかった。帰ってからすぐに寝る。ああしんどかった。

 福岡ソフトバンクホークスが南海ホークス時代のユニフォームを復刻するというニュースを知った。以下はスポーツ報知の記事より引用。

“ソフトバンクがホークス創立70周年を迎える来季、「南海ホークス」のユニホームを復活させる計画を進めていることが分かった。記念事業の一環で、前々身球団として大阪を本拠地に一時代を築いた人気チームにあやかる。阪神との交流戦(6月6、7日、甲子園球場)でのお披露目が有力だ(以下略)”

 やるやんかソフトバンク。たいてい球団の所有権が変わると前身のチームは別物扱いされてしまうんやけれどね。たとえば東京ヤクルトスワローズが国鉄スワローズ時代の記念行事をしたことがあるかね。埼玉西武ライオンズなんか、九州時代はなかったことにしてるぞ。クラウンライターライオンズ時代は欠番になっていた6番(中西太)と24番(稲尾和久)の背番号を平気で若い選手に与えたりね。オリックスバファローズはホームページに近鉄や阪急の歴史も載せているけれど、近鉄バファローズの永久欠番である背番号1(鈴木啓示)は現在コリンズ監督がつけている。しかも後藤選手がブルーウェーブ時代からつけているからという理由で欠番にせなんだのに、コリンズ監督が要求したら簡単に後藤選手からコリンズ監督につけかえさせた。それやったら「後藤君、君の背番号へのこだわりもわかるが、ここは球界の歴史を大切にするためにも1番の永久欠番は引継ぎたいんや」と説得してもよかったんやないかと当時感じたくらいや。
 私は南海ホークスの熱心なファンやなかったけれど、友達に熱烈なファンがいたということもあって、決して嫌いな球団やなかったし、九州移転のときは時代の趨勢とはいえ寂しさを感じた。それだけに、ソフトバンクホークスが「球団の歴史」として「南海ホークス」を大切にし、甲子園で大阪時代のユニフォームを復刻するというのはほんまにすばらしいことやと思う。できたらタイガースもそれにこたえて江夏対門田で始球式、みたいな企画を立ててくれんかしら。
 これまで交流戦は見に行ったことはないけれど、このホークス戦は見に行きたくなってきたぞ。


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