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のだめカンタービレinヨーロッパ第一夜 [テレビ全般]

 読書感想文「米朝よもやま噺」(桂米朝)を新規更新しました。

 今夜はテレビで「のだめカンタービレinヨーロッパ第一夜」を見た。
 テレビドラマとしては破格に金をかけているなあ。オケはプラハ放送交響楽団を起用してほんまもんの音を響かせているし、ロケハンもしっかりやっているとみえて、原作以上に「本物」であることによる「空気」がただよっている。
 上野樹里ののだめは、これはアニメ版の製作に関わった人には悪いけれど、他には考えられんはまり役やしね。アニメ版で感じてた違和感が一気にすっ飛んだという感じ。
 特殊効果の入れ方も漫画的なものをうまく実写にはめこんで自然に見られる。指揮者コンクールで落ちこんだ千秋真一のまわりを包みこむ黒いオーラがすべて「負」という文字でできていたりするのなんか一歩間違うとクサくて見てられんものになるんやけれど、ほんまに千秋役の玉木宏の体から出ててもおかしくない感じが出ていた。昨晩深夜にやっていた「ミラクルボイス」というドラマで漫画的に誇張したところがすべて滑っている感じを受けたのとはえらい違いですわ。
 というわけで、実写版「のだめカンタービレ」ファンの私としては期待を裏切らんできとなっておりました。今日は千秋中心、明日はのだめ中心となる構成もうまい。明日も楽しみにしているぞ。


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