のだめカンタービレinヨーロッパ第二夜 [テレビ全般]
読書感想文「ちりとてちんの味わい方」(桂枝光+土肥寿郎)を新規更新しました。
今日の午後は所用で京都へ。年明け初めての土曜は正月の疲れを取るために家にいる人が多かったんやろうか、阪急電車も思うていたほど混んでなんだな。
比較的早く用事も終わり、書店に行ってもまだ新刊はそんなに出てなかったんであまり時間をとらず、わりと早く帰宅できた。本というたら、元日の新聞にはむやみやたらと国語辞典の広告が載っていたな。あれなんですのん。各社申し合わせでもあったのかね。一年の計は元旦にあり、で言葉を正しく使う誓いをせえということかな。
夜は昨日に続いてテレビドラマ「のだめカンタービレinヨーロッパ・第二夜」を見る。今日はパリに留学して自分を見失うのだめが立ち直っていき、最後の初リサイタルで見事な結果を残すという展開。原作をほぼ忠実になぞっているんやけれど、俳優の演技によって迫力が増している。必ずしも漫画の実写化が成功するとは限らんので、これは製作スタッフがとことんつきつめて作っている成果やと思う。
本物のフランス人やらチェコ人の間に外国人のふりをした日本人が混じっていても別段おかしくも感じないのは、本編で外国人役をほとんど日本人の俳優でまかなったのに慣れてしまったせいでしょうな。逆に、外国人タレントが訛った日本語を話しているのに、現地の人たちのセリフは声優さんが吹き替えていて変に耳についたことが気になったほど。シュトレーゼマン(演・竹中直人)が変な外人タレントみたいなたどたどしい日本語をわざとしゃべってるのに、ヴィエラ(吹き替え・青野武)が滑らかな日本語をしゃべっているのは(シュトレーゼマンは日本語をしゃべり、ヴィエラはドイツ語をしゃべってるという設定なんだとわかっていても)不思議な感じがする。
まあとにかくそんなところを気にしてしまうくらい、内容についてはよくまとまっていておもしろかった。
さて、原作ではまだまだヨーロッパ編は続いているのですけれど、ドラマの方はどうするのでしょうか。また来年もスペシャル枠で続きをしてたりしてね。そういうリクエストはあるかもしれん。もっとも年1回やと俳優さんたちがどっと老けたりする可能性があるわけで、ドラマ的にはここで打ち止めくらいがちょうどええかもしれんな。