漫画の王様 [時事ネタ]
昨日の日記に書いた「強盗に乳児を殺された母親の自殺」について、本日発売の「週刊新潮」では強盗が子どもを殺したんやなくて母親が殺害したのを強盗のせいに見せかけたんやないかなどと書いている。それがほんまやったら、昨日私が感じた怒りのやり場はどこに持ってったらええんや。ほんまはどうなんや。強盗なんか狂言なんか。ああもう。
気分を変えよう。石ノ森章太郎さんが最多の漫画出版を記録したとギネスブックに認定されたそうです。以下、スポーツ報知のサイトより引用。
“「仮面ライダー」や「サイボーグ009」などの作品で知られる漫画家の故・石ノ森章太郎さんの全集(角川書店)が24日までに、1人の著者による最多の漫画出版記録としてギネス認定されていたことが分かった。
認定されたのは、2006年2月に出版が始まった「石ノ森章太郎萬画大全集」。全500冊で770作品、総ページ数は約12万8000に上る膨大なもので、11月に完結する予定。現在までに約330冊が出版されている。
ギネスの認定証は石ノ森さんを「漫画の王様として知られる」と記している。(後略)”
うーむ、「漫画の王様」ですか。そうですか。「漫画の神様」が生きていたら思わず対抗心がわいてきてこれまでお蔵入りさせてきた膨大な作品を全集に入れたりするかもしれんぞ。というか、「漫画の神様」はもし生きてはったらまだまだ作品を書き続けているに違いないしなあ。あ、「王様」も生きてたらアシスタントをどんどん動員してそれに倍する作品を量産しているか。
でも、ギネスブックが石ノ森さんのことを「漫画の王様」にとどめておいてくれてよかった。「漫画の神様」は1人で十分ですから。もっとも、西洋文化圏やと人を「神様」になぞらえたりはしないかもしれんけど。
「漫画の神様」手塚治虫、あと半月で没後19年。「漫画の王様」石ノ森章太郎、あと4日で没後10年。もし2人とも健在ならば、ギネスはどちらを最多漫画出版記録として認定しているやろうか。