老舗の力 [日常生活]
いやはやなんと白鵬と朝青龍の千秋楽相星決戦ということになったぞ。まいったなあ。場所前の予想(願望?)では朝青龍は序盤の相撲勘が戻らんうちにぼこぼこにやられると思うてたのになあ。なんやしらん強いわあ。明日はぜひ白鵬にがんばってもらいたい。巡業を怪我を理由にさぼって嬉々として母国でサッカーに興じ、2場所も本場所の土俵から離れていた横綱には優勝してほしくないのですよ。
それはともかく。最近仕事中に飴をほうばるようにしている。授業中は別ですが(あたりまえ)。風邪気味でのどが痛いのと、空調がききすぎて(全館一斉暖房なんで調節でけんのだ)空気が乾燥しているので、とにかくのどの湿度を保っておかねばならんので。
おいしいなと思いなめているのがカンロの「焙煎沖縄黒糖飴」です。これは二重構造になっていて、黒砂糖を黒糖飴でくるんである。どういう仕組みになっているのか知らんけれど、均質にとろけていって、うまいこと黒砂糖が舌に残るようにできている。
先日手元にあるこの商品が切れそうなので、朝、出勤途中にコンビニに寄って同じものを買おうと思うたら、残念ながら無かったのですね。同じように黒砂糖を飴でくるんだ他社の製品があったので、それで代用する。中部地方にあるあまり聞いたことのない名前の会社のものやった。
職場でカンロの飴をなめ切って、他社の飴に切り替えたら、これは失敗。とけかたが均質でなく、途中で飴の表面に穴が開き、内部の黒砂糖がそこからとけだしていくのです。飴の中に空洞だけが残ってしまうのでなんかすかすかな感じになってしまう。
老舗のブランドというのは名前だけやないんやなあ。同じような商品でもこんだけ違うんや。妻の話では、最近「三ツ矢サイダー」の売れ行きがええらしい。というのも、食品会社の不祥事が続く中で、長年売られ続けてきているのに一度も問題になったことのないブランドに消費者がつくようになったからなんやそうや。
確かに飴ひとつとってもこんだけ違うんやからなあ。老舗の力というのはすごいなあ。